スタッフのつぶやき 遮熱塗料とは、特長とメリット、デメリット(前編)
2023/03/10
こんにちはリペインターズの広報担当です。
京都市山科区の事業所からお届けする『つぶやきシリーズ』
今回は遮熱塗料について前編と後編に分けて、詳しく説明していきたいと思います。
遮熱塗装
皆様、遮熱塗装という塗装工事をご存知ですか?
約20年の歴史がある塗料ですが、販売し始め出した時期から比べると現在では15倍以上の普及率が有り、急速に認知されている塗料です。
【遮熱塗料とは】
遮熱塗料とは、塗膜によって熱を遮断する効果のある塗料で、塗布した建物に省エネ効果が期待できるので皆様にお薦めしたい商品であります。
塗布する事により太陽光に含まれる赤外線を反射し光エネルギーによる熱が建物内部に入り込む事による影響を低滅します。
おかげで夏場のエアコンの冷房効果を高め、光熱費の削減につながる訳です。
最も効果のあるのは屋根、屋上に塗装する場合で、施工前、施工後の屋根表面温度の違いが、最大で20度も違う試験結果が出ております。
外壁にも遮熱塗料は有効でして、より太陽光のあたりやすい南面や西面に塗布する事で屋根同様の恩恵を受けますので、検討されてみたらどうでしょうか?
【遮熱塗装のメリット】
☆節電効果を得られる
前述のとおり、屋根上の表面温度を最大20度下げられる効果がありますので、居室内の体感温度は2~3度違うと言われています。
少ないのではと?思われるかもしれませんが、冷やすスタート時の室温が30度と部屋と27度の部屋ではエアコンの効きは歴然です。
長時間使用する上で効果が充分に出てくるでしょう。
屋根材でも特に濃い色の屋根(例えば黒色)は熱を吸収しやすいので屋根の表面温度がその他の色と比べても上がります。
このように高い遮熱性は濃い色の屋根材の温度上昇を抑える事ができるのです。
遮熱塗料は昨今の夏場の電力不足問題や原油高による電気代金の値上げに対抗でき光熱費の削減を発揮できるのは、家計にも優しくエコロジーで地球環境規模のエネルギー削減にも繋がり、遮熱塗装の採用は理にかなっているのでは無いでしょうか?
☆建物の寿命を伸ばす
市販されている遮熱塗料は耐用年酢が15年~20年と長いものがほとんどです。
遮熱性で太陽光を跳ね返す効果は、外壁および屋根上の表面温度を抑える事で熱による劣化の進行を遅らせます。
特に金属製屋根は熱による伸び縮みが大きいので、膨張の影響による金属屋根を固定しているクギやネジなどのゆるみ、抜けを抑止する事が出来ます。
実際、このゆるみから、接合されている部分に浮きが生じて、そこに風が吹き込み舞い上がり、段々と隙間が大きくなって行きます。そこに雨水が入り込み下地を痛める事で屋根材の交換に繋がる事が多々ありますので保全の意味でも有効な塗料でもあります。
ここで、前編を終了とします。お付き合いありがとうございました。
京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです。
塗装に関しては経験豊かな職人が在籍しておりますので、お任せください!
山科区以外の地域からのお問合せも大歓迎なので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
関連記事
-
スタッフのつぶやき (空き家の管理)
こんにちはリペインターズスタッフの広報担当です。 今日は最近、社会問題化しつつある空き家問題に触れてみたいと思います 空...
詳しく見る
-
スタッフのつぶやき 外壁塗装のタイミング 前編
こんにちはリペインターズの広報担当です。 今回は新築時から経過してどのタイミングで外壁の再塗装を行えばいいか、お話しした...
詳しく見る
-
スタッフのつぶやき 外壁塗料のつや有orつや無 どちらが良いの?
皆様こんにちは! リペインターズのスタッフAです。 本日は、高橋社長に教えていただいた塗装に関する豆知識をご紹介いたしま...
詳しく見る
-
スタッフのつぶやき 物置の塗装
こんにちはリペインターズの広報担当です。 度々つぶやかせていただいている、スタッフのつぶやきシリーズですが、今回は一般家...
詳しく見る
-
スタッフのつぶやき 塗装出来ない!?劣化しても塗り直せない屋根材
こんにちは!リペインターズのスタッフAです! 日差しがまぶしい日が続いておりますね。 換気のために事務所の窓に触ったら熱...
詳しく見る
-
スタッフのつぶやき(ヘアークラック編)
こんにちはリペインターズスタッフの広報担当です。 今年の8月は雨が多いですね。 早くに梅雨明けしたので水不足になるかと思...
詳しく見る