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スタッフのつぶやき 外壁塗装の中塗り、上塗り色分けは駄目?!(後編)

2023/03/06

こんにちはリペインターズの広報担当です。
前回からの続きで外壁塗装の色分けについての続編です。

 

 

【中塗り、上塗りは昇り「のぼり」で判断できます。】

「上塗り1回目と2回目が同じ色だと重ねて塗っている違いが判断出来なくなるのでは?」と言う意見がありますが、それらが必ずしも正しいとは限らないのです。

塗料を外壁に塗布した直後と、乾いてからでは色の濃淡に違いが有ります。
塗ってしばらくは濃く見えて乾いたら薄く見えるという現象です。
これを、塗装屋は昇り(のぼり)と言っています。

この、のぼりは水性と油性(弱溶剤系)の塗料どちらでも発生します。
特に水性塗料では『のぼり』の起伏幅が大きく、まったく別の色を塗装したと思うほど色に変化が生じます。

この昇り「のぼり」がわかると、塗り重ねたのが一目瞭然です。

 

【まとめ】

中塗りと上塗りの色変え施工は、一見するといい方法だと思ってしまうかもしれませんが、施工にコストやロスが出やすいので最終的にお客様が負担することが発生するので、無駄に高くなるのではないでしょうか。

もし塗り分けるなら大型のマンションやビルだったら適合するかと思います。
戸建てだと材料にロスが出やすいでしょう。
外壁塗装では塗料を発注する際にピッタリと塗料が無くなるように注文はしません。
必ず余分に少し余る程度に発注します。
そうで無いと余分が無いばかりに節約して塗布作業する意識に陥ってしまい、厚みのある塗膜形成に影響が出るので必ず余分に注文しておきます。

もちろん無駄遣いはいけませんが作業においては重要な事です。
余裕を持って塗料の注文している為、色変えする事によって実質二種類になるので、それぞれで塗料が余ってしまい合わせると、けっこうな量になるのでは無いでしょうか?
色変えせずに同色ならそこまでの限りではありません。
このロスは、マンション、ビルの大規模修繕では気にならない程度ですが、一軒家だと大きく感じると思います。
あと色の差によっては塗料の乗り自体が悪くなるので、下塗りが透けて出て来るでしょう。
結局は上塗りをもう一回塗って合計3回塗ることにもなりかねません。

もう一度おさらいしますと、同色の塗料でも乾く前と後では色の濃淡が違います。
これを登り「のぼり」と言い、熟練の職人は昇り「のぼり」を理解しているので、塗り残しはありません。

もちろん、リペインターズではお客様のご要望でしたら色変え工法も対応できますので、ご遠慮なくお申し付けください。
最後までお付き合いありがとうございました。
本日はこの辺りで失礼します。

 

京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです。
塗装に関しては経験豊かな職人が在籍しておりますので、お任せください!
山科区以外の地域からのお問合せも大歓迎なので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

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