スタッフのつぶやき 外壁塗装の中塗り、上塗り色分けは駄目?!(前編)
2023/03/04
こんにちはリペインターズの広報担当です。
暖かくなって来ると、そろそろアレがきますよね。
そう・・・花粉です(汗)
私を含め、花粉症の方はしばらく辛い日々が続きます・・・。
まだまだマスク着用が欠かせません。
今回のスタッフのつぶやきでは、最近、外壁塗装の現場で感じた事を書いてまいります。
それは、外壁塗装の現場でよく下塗りの次の工程である中塗り、上塗りと二回塗り進める際に色を変える場合があります。
この行為の良し悪しをご説明いたします。
【色分けして二回確かに塗りを実証する背景】
大手などでは1回目と2回目の色を変えることを推奨している企業もございます。
自社で現場管理ができないため基本的に現場は施工業者に任せきりになり、変な話、やろうと思えばいくらでも「塗料の節約」が出来てしまうのです。
下塗りの色を変えることで、そのような「不正」を防ぎ、ひいては施工不良も防ぐことができるのです。
お客様にとっては不安になる話ですよね。
けれども、これが事実として有る事なのです。
私は下請け制度自体を否定はしませんし、工事店によっては自らのキャパシティーを超える工事量が発生した場合、日頃お付き合いの有る業者に応援を呼ぶ場合があるでしょう。
只、なぜ施工不良が起こるのか?と考えたときに、私の経験測から察するに、あまりにも無理な工期(短すぎる)で、しかも安く叩かれた請負金額で施工を任されることが原因だと思います。
弊社では全ての現場を責任もって仕上げられるよう、自社施工のみで対応しております。
【色変えによるデメリット】
しっかり作業する塗装業者からすると、色替え工法自体は無駄が多いやり方だと判断しているところも少なくありません。
色変えをする時点では中塗りと上塗りを各々に1種類ずつ塗料を用意することになり、この場合はあまりかけ離れた色同士を塗り進めると思ったような仕上がりが期待できません。
そのため、顔料を用いて色の濃い薄いで二回、塗装する事が考えられるでしょう。
塗料にロスが出る可能性も有り、職人の手間が増えてコストに反映されるでしょう。
結局はお客様負担となります。
色変えせず、中塗りと上塗りを1種類でいいのであれば、コスト面で有利になります。
しかも、同じ色ですので仕上がりも期待できます。
顔料を用いない色変えをすることで、中塗りと上塗りの密着感に影響が出ることがあり、耐久性が落ちる場合があります。
また、色変えのために中塗りに使う塗料を、在庫塗料を使ったり、現場で顔料を極端に混合して色を作ったりすると、塗料自体が持つ性能に影響が出るので、耐久性に疑問が生じます。
最後までお付き合いありがとうございました。本日はこの辺りで失礼します。
京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです。
塗装に関しては経験豊かな職人が在籍しておりますので、お任せください!
山科区以外の地域からのお問合せも大歓迎なので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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