京都市山科区の外壁塗装・屋根塗装はリペインターズへ

リペインターズのスタッフによる塗装に関する日々のあれこれ

BLOG

日々是塗装ブログ

スタッフのつぶやき さび止め塗装の有効性

2023/02/20

こんにちはリペインターズの広報担当です。

今日のスタッフのつぶやきはサビ(錆び)に関するお話をお届けしたいと思います。
最後までお読み頂いたら幸いです。

 

 

【サビについて】

☆サビの種類

・赤さび

鉄が空気や水に触れ、表面が酸化する事で発生する現象を赤サビといいます。
油が切れた自転車のチェーンが顕著な例で、放置しておくと金属を劣化させボロボロにしていきます。

 

・黒さび

人工的に鉄に高温を加え冷ますと発生する現象です。
真っ赤になるまで熱を加えた状態から常温になりますと鉄の表面が黒く変色します。
これが黒さびで、鉄の表面が黒くなる事で被膜を形成して赤サビの発生を抑えます。

 

・青さび

銅や真鍮などの金属が水分や塩分と反応する事で発生します。
つまり鉄と同じように酸化するわけですが、表面に被膜を自然に形成し腐食しサビが進行していくのを抑制します。
別名:緑青(ろくしょう)と呼ばれています。

 

・白さび

ステンレスやアルミ表面に発生する白い粒粒の点状に発生します。
これも腐食から金属を守る為に作用しますので、ろくしょう同様、良性のサビと言えます。
但し、見た目的にはよろしくありません。

 

【さび止め塗料】

☆種類

 

・エポキシ樹脂さび止め塗料

エポキシ樹脂とはプラスチック素材の事で接着剤にも使われています。
優れた耐水性や耐溶剤性、耐腐食性に優れておりますので密着性が高いので塗膜が酸素、水分の透過性を抑えられます。

 

・錆転換剤塗料

赤さびをケレン作業により除去した後に腐食個所に塗布する事で化学反応を起こし、表面に酸化膜を強制的に形成する事出来る塗料です。
黒さびを形づくる事で水分や塩分、酸素から守ってくれます。

 

・サビ面素地調整補助剤

ケレン作業で除去作業を施工しても塗布する場所が歪む形状などで、完全に素地調整出来ない場合に使用します。サビの残存している個所に塗布する事で
含有するイオントラップ効果により無害化する効果があります。

 

・防食性能塗料

市販される塗料初の鉄が錆びる際に発生する腐食電流を防ぎます。
有効な防錆力のある顔料をサビ層に浸透させて腐食電流を抑えます。
塗布する事により水分や酸素を遮断する従来の塗料とは違い、サビ自体の促進を抑えると言う、常識を覆す画期的な錆止め塗料です。

 

【まとめ】

以上を持ちましてサビの種類とサビ止め塗料の性能別に書かせて頂きましたが、鉄部に関しましては、定期的なメンテナンスとしての塗装を推奨します。
サビの進行状態が酷くなって来ますと、塗布面自体が荒れて来まして、穴あきや欠落が生じるので、そこでいくら高性能な塗料を持ちましましても、失われてしまった状態を取り戻す事は出来ませんので早目の対処が最善です。
鉄部面を手で触ってみて粉が着くチョーキング現象が起こりましたら塗装のサインですのでお考えください。

それでは今回はこの辺で。
最後までご閲覧ありがとうございました。

 

 

京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです。
塗装に関しては経験豊かな職人が在籍しておりますので、お任せください!
山科区以外の地域からのお問合せも大歓迎なので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

電話

関連記事

現地調査依頼でQUOカードプレゼント
お問合せはこちらから

TOP