スタッフのつぶやき 塗装出来ない屋根(番外編)前編
2023/01/11
こんにちは、リペインターズの広報担当です。
今日は、いつもの施工ブログとは違い、当店の施工メニューの主軸の一つ、屋根塗装にスポットを当てていきます。
屋根塗装の中には、どうしても塗装出来ない種類の屋根材が存在している事をお伝えしたいと思います。
今日の目次
1, 塗装出来ない屋根材とは・・・
2, 塗装が出来ないとどうなるか?
3, 解決策!
4, 最後に。
1, 塗装出来ない屋根材とは・・・
住宅の建築材料である屋根材の中には塗装が出来ない屋根材が多数存在します。
そのほとんどが2000年前後に生産された屋根材で、成分にアスベストが含有されてないノンアスベスト商品です。
この年代の屋根材は、塗装をしても直ぐに塗膜の浮き剥がれが生じる商品が多いので塗装をしても無意味です。
そのため、塗装を行う場合は屋根材がどういう商品か入念な調査が必要な場合もあるのです。
【塗装出来ない屋根材】
・ニチハ/パミール
1996~2008年に製造されていた屋根材ですが、経年が進み8年から10年もするとまるでミルフィーユのように薄い層状に分かれて剥離していく症状を起こします。
この為、塗装をしても塗膜もろともパリパリと剝がれてくるのでほぼ無意味といえるでしょう。
・レサス
パナソニックの前身松下電工が発売した商品ですが、強度が低いので屋根点検で、人が歩いただけで割れてしまうのです。
ひび割れや割れ欠損も多く見受けられます。
強度不足ですので塗装でメンテナンスの意味がありません。
・シルバス
上記の松下電工の製品です。
これも劣化による傷むスピードが早く、レサス同様にひび割れや割れが多い商品です。
塗装はお薦め出来ません。
・コロニアルNEO
2000年前後に最も発売され塗装出来ない屋根材としては、最も普及している商品ではないでしょうか・・・施工後10年を超えると全体的にひび割れが発生して来ます。
他のノンアスベスト商品と比べると若干、劣化の進行は遅いようですが、塗装の難しい商品ではあります。
・セキスイ瓦U
大手ハウスメーカーの積水グループで長く使われていた屋根材で通称U瓦と呼ばれています。
長年販売されているロングセラー商品ではありますが、1990年からノンアスベスト化され、耐久性が落ち、ひび割れの他に塗膜が表面より剥離していきます。
すべてを語りつくそうと、思うと長丁場になりますので、ここで一旦ブログを中断します。
前編、後編と二回に分けて、お話しようと思いますので、よろしくお願いします。
本日はこのへんで。
ご覧いただきありがとうございました。
京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです!
塗装に関しては門柱、フェンス等の細かな塗装も対応しております。
山科区以外の地域からのお問合せも大歓迎なので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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