スタッフのつぶやき (塗装のチョーキング現象)
2022/08/29
こんにちはリペインターズスタッフの広報担当です。
今日は外壁塗装に起こるチョーキング現象についてお話したいと思います。
チョーキング現象とは
外壁の劣化現象の一つで、外壁などの劣化が始まった塗膜に触れると手に白い粉が着く現象です。
必ずしも白い粉が着くという訳では無く、外壁色の色が手や衣服などの触れた箇所に付着します。。
チョーキング現象の、原因としては紫外線があげられます。
塗料の成分は大きく分けると色の顔料と樹脂とで構成されています。
紫外線に当たり続けると最初に樹脂の劣化が始まり、続いて顔料が分離していきます。
樹脂の劣化した塗膜の表面に顔料の成分だけが粉のような状態で残るため、手で触っただけで付着するような状態になるのです。
これがチョーキング現象です。
同じ建物でも影響に差がある
チョーキング現象自体も紫外線が当たる方角によって差があります。
外壁でしたら北側が最も紫外線の影響が少なく、逆に最も影響が大きいのは南側です。
外壁よりも紫外線による影響が出やすいのは屋根ですね。
屋根は常時太陽光が当たり続けているので影響は外壁に比べて大きいです。
屋根のチョーキングを調べる行為は危険を伴う恐れがありますので、心配な方はプロに相談しましましょう。
チョーキングが起こりにくい色
チョーキング現象は色によって起こりやすさに差があり、暗い色の方が起こりにくいとされています。
白っぽい明るい色は光を通し易く、紫外線の影響を受けやすためチョーキング現象も起こりやすい傾向にあります。
それに比べて黒色っぽい暗い色は光を通し難いので、明るい色より紫外線の影響は少ない分、チョーキングも非確定起こりにくいと言えるでしょう。
絶えず紫外線にさらされている屋根塗装の色は暗めの色に人気が集中しています。
お客様のお好みであえて明るめの色を屋根に塗る場合もあるかもしれませんが、少なくともリペインターズではまだ事例はありません。
リペインターズで取扱っている塗料
当店ではオーストラリアのメーカー(アステックペイント)を外壁塗料として多用しております。
日照光が日本より多いオーストラリアのメーカーですので、そもそもの耐久性が違います。
もちろん日本のメーカーも耐久性に優れた商品が沢山ありますので、アステックペイント以外も使用することはございます。
基本的にはお客様の好みに合わせて塗料を選定しております。
劣化のサインを見逃さないように
チョーキング現象を発見したら、すぐに塗装しなければならない訳ではありません。
塗膜がもっと劣化してくるとヘヤークラックや剥離が始まり、やがて深刻な事態へとなっていくのです。
塗膜の劣化具合の見極めは、リペインターズのプロの目にお任せください。
勿論、まだ塗装をする必要がない場合は正直にご案内致します。
京都市山科区近郊で塗装に関する工事のご用命はリペインターズへ!
腕利き職人が、見積もりから完工までご対応させていただきます。
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