京都府八幡市 ① 下屋塗装工事、雨漏り(現場調査編)
2023/05/11
こんにちはリペインターズの広報担当です。
今回は京都府と大阪府の境、八幡市の小高い丘にある住宅街の一角までやって来ました。
築40年ほどの木造戸建て住宅の玄関上、下屋の様子がおかしいとご連絡があり駆け付けました。
現場の状況
お住まいになっている施主さまに挨拶して玄関先から下屋の天井を見上げますと何だか天井が垂れ下がって来ています。
垂れ下がって来ている部分は塗装がめくれてきており、めくれた部分から雨漏りも発生している様です。
原因を探るべく下屋の屋根上に昇ってみますと、屋根構造は板金で葺かれていました。
ただ経年劣化による影響で表面は塗装が完全に近いぐらいに剥げ落ちて剥き出しになった状態で板金は赤サビが一面に発生していました。
雨漏りの原因は板金が鉄で出来ていますので経年とともに伸び縮みしますので、この伸び縮みにより板金の繋ぎ目であるジョイント部分に隙間が生じて、その部分から雨水が侵入したようです。
板金のサビ具合から予想するに、ここまでの状態になるのはかなりの年月を有すると思います。
施主さまにも現在の状況をご説明し、塗装剥がれがいつ頃始まり、最後の下屋根の板金メンテナンスはいつ頃されたかを伺いました。
おそらく雨漏りは20年ぐらい前から始まったと思われ、内部の構造材の影響は深刻である可能性もあります。
このままでは下屋全体が崩落しかねない状況ですので、内部の構造材修繕を視野に入れつつ塗装工事を進めていきたいと思います。
工法
作業の進め方としましては、塗装が剥がれている下屋天井の解体から始まり内部の構造材の劣化具合に応じて、構造材を組み直して将来の崩落の危険性を回避します!
その後、下屋の屋根部分の板金繋ぎ目の隙間を修理に入りますが、再び板金を葺き替える工法を取ると経年による板金材の伸縮で隙間が空く事が予想され雨漏りが年数とともに起こりかねません。
従いまして板金での屋根葺き替えで無くて、今回は別のやり方を模索してみました。
今回はシート防水工法を選択しました。
この工法でしたら柔らかなシート素材を下屋屋根に貼り合わせていきますので屋根材の伸び縮みに追従していきますので隙間からの雨漏りは発生しにくいと思います。
防水工法の為、私たち塗装屋のできる範囲ではなく協力業者の施行となります。
早速、防水屋さんの方にお願いしておきました!
作業の段取りも決まりましたので、一旦事業所に戻り材料と職人の日程を揃えて着工できる手はずが整いましたら、再び現場に舞い戻って来ます。
本日はこの辺りで失礼します。
最後までお付き合いありがとうございました。
京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです。
塗装の経験豊かな職人が在籍しておりますので、お任せください!
山科区以外の地域からのお問合せも大歓迎なので、どうぞお気軽にお問い合わせください。