京都府八幡市②F様邸下屋塗装工事、雨漏り(施行編)
2023/05/12
こんにちはリペインターズの広報担当です。
京都府は八幡市の雨漏り修理の様子をご紹介しております。
下屋の内部状況
玄関先から見上げた下屋真下部分が長年の雨漏りにより、膨張して膨らんでいます。
表面の塗装も剥がれ落ちてきているので、内部の構造材の損傷が心配です。
まずは解体から始めます。
下屋真下からハンドカッターで切り込みを入れていきます。
内部の構造にライトを当ててしっかり見ると、予想どおりに木材で構築している構造材は水が廻った事により腐食がかなり進行しております。
現状、木材が腐食により瘦せ衰え下屋全体を支え切るのが精一杯という感じです。
部分的には消え失せて粉のようになり点検の為、開口部を設けただけで落ちてきます。
下屋上にはエアコンの室外機も乗っており、よく今まで持っていたと思います。
一刻も早く内部の構造材を復元しないと崩落の危険がありますので、作業を進めていきます。
下屋の復元
内部の構造材状況を見極めて、撤去作業を進めていきます。
欲を言えば下屋自体を完全に撤去作業して、新たに一から構築が望ましいと思いますが、あくまでも修繕ですので
そこまでは出来ません。
再生可能かどうか?内部の状態を点検し、修繕で行けるかどうか判断します。
何とか使える部材は使い、使えない部材は修繕で問題無いと判断しました。
ここは協力業者の大工さんの腕の見せ所です。
大工さんは丁寧に内部を調べた後、修理すべき箇所を見つけ出し、それぞれに最適な修理方法を選択しました。
天井や梁をはがして内部の木材を完全に取り除いた後、新しい材料を使用して補修し、内部の構造を強くしました。
修理が終わったあと、下屋の内部は見違えるように綺麗になりました。
大工さんのおかげで下屋の崩落を防止する工事は終わりました。
構造材の修復が終わりましたら、最後はケイカル板(ケイ酸化カルシウム板)で蓋をします。
ケイカル板は水濡れに強く、木材より軽くて国土交通省認定の不燃建材であります。
また吸湿性が無いので変形が起こりにくい素材で、腐食を押さえカビを防止する働きがあります。
多くは屋根付近の軒裏天井に多用されますが、ここの下屋にも適格な材料です。
これで内部構造の修理は完全に終わりましたので、次回は次の工程に移っていきます。
本日はこの辺りで失礼いたします。
最後までご閲覧ありがとうございました。
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