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塗装日誌

京都府八幡市④F様邸下屋塗装工事、シート防水(施行編)

2023/05/14

こんにちはリペインターズの広報担当です。
京都府八幡市のF様邸の下屋塗装の様子をご紹介させていただきております。
前回の下屋の屋根上シート防水工法で絶縁シートの貼り付けとディスク盤と塩ビ鋼板の取り付けが終わりました。
今回は塩ビシートを敷き詰めていきます。

京都府八幡市④F様邸下屋塗装工事、シート防水(施行編)

シート防水

敷き詰めた後に塩ビシート溶着してシートを固定していきます。

塩ビシート溶着とは

前日に取り付けた入隅立ち上がりに取り付けた塩ビ鋼板に溶着液を塗布して接合する方法です。
溶着液とは塩ビシートを溶かす成分が含有された専用の施工材料です。
ディスク盤にも最初から接着剤が塗り込んであるので、こちらは専用のライスターという誘導加熱装置を使い熱融着して取り付けていきます。
ライスターの先端から600度の高温が発せられ熱で塩ビシートを溶かしてディスク盤と溶着するのです。

ライスター(誘導加熱装置)には電流が発生しており、金属部分のみ加熱されるのでディスク盤のみを熱で加熱し固定していく仕組みです。
塩ビシート自体に熱を与えてディスク盤と固定するのでは無く、塩ビシート下と絶縁シートの間にあるディスク盤自体を加熱するので熱でシートが溶ける心配はありません。
IHキッチンと同じでく磁力で金属を発熱させている訳です。

ディスク盤のみ固定する訳ですから、下地にびっしりとシートが張り付いているのではありませんので、下地内で夏場に水分が浮き上がって来ても効率よく外に逃がす事が可能です。
既存屋根に染み込んだ水分が効率よく排出されるのです。

カバー工法で気を付けるべき点は、長年において雨風に晒されてきた下屋上には乾き切らない水分があるので夏場に蒸されて蒸発した水分の逃げ道の確保が必須なのです。

京都府八幡市④F様邸下屋塗装工事、シート防水(施行編)

京都府八幡市④F様邸下屋塗装工事、シート防水(施行編)

塩ビシートの耐久性とコスト

耐久性自体は紫外線の照射量、太陽光の当たる方角や角度によって変わりますが施工後15年から20年ほどを耐久性があります。
既存防水層を撤去せず施工出来るので処分費が発生せず工期短縮にもつながり一石二鳥です。完全に溶着できれば1枚の繋がったシートになりますので耐久性も増します。

京都府八幡市④F様邸下屋塗装工事、シート防水(施行編)

施行

入隅部分の立ち上がりは溶着液で溶着させ下屋上の広い面は適切な距離感で配置したディスク盤に専用工具ライスターを使い熱融着させ固定していきます。
シートが重なる合わせ目部分は溶着液を切れ目の無いようにシールして繋ぎ合わせていきます。
排水口部分は狭く奥深い場所ですので専用の改修排水口ドレンを使います。
最初から塩ビシートにドレンがくっ付いている形をしているので、こちらを既存排水口に差し込み固定していきます。
排水口は1箇所だけでしたので施工は容易にすみました。
以上を持ちましてすべての塩ビシート工法は無事に終了しました。

 

協力業者の防水屋さんありがとうございました。
本日はこの辺りで失礼します。
最後までご閲覧ありがとうございました。

京都府八幡市④F様邸下屋塗装工事、シート防水(施行編) 京都府八幡市④F様邸下屋塗装工事、シート防水(施行編)

 

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