スタッフのつぶやき 塗装出来ない!?劣化しても塗り直せない屋根材
2022/08/08
こんにちは!リペインターズのスタッフAです!
日差しがまぶしい日が続いておりますね。
換気のために事務所の窓に触ったら熱々になっていてビックリ!
外出される方は十分お気を付けください。
塗装できない屋根材
本日は髙橋社長から、塗装に向いていない屋根材について教えていただきましたのでご紹介いたします。
2000年前後、健康への影響で問題視されたアスベスト(石綿)を含まない製品の開発が盛んに行われました。
その時期に開発、販売された製品のうちの幾つかが非常に強度の低い屋根材であることが、経年と共に明らかになって参りました。
今では使われなくなった『石綿』は、以前は屋根材の強度を保つのに必要な素材の一つでした。
それが含まれない、『ノンアスベスト』の先駆け製品の一部は十分な強度を出すことができず、年月とともに脆くなっていっていることがわかってきました。
元々の強度の低い物に塗装を施しても劣化は止めることができず、無理やり塗装をしても数年でボロボロに剥がれ落ちてしまう事だってあります。
ニチハ製パミール
塗装NGの代表的な屋根材はニチハ製のパミールという製品。
この製品も2000年前後に生産された屋根材の1つです。
一見普通のスレート屋根ですが、年月が経つと端から乾燥して反り返るようになり、悪化するとミルフィーユのような層に分裂します。
これは、薄い素材を何層にも重ね合わせて作るパミールの製造法が影響しています。
製造時に貼り合わせた素材が剥がれて、素材の1枚1枚の間に隙間が出来るためミルフィーユのような見た目になってしまうのです。
この状態の屋根に、どんなに強力な塗料を塗っても強度を取り戻すことは出来ません。
無意味な塗装になるので、全くおすすめしないそうです。
パミールを使われている方も諦めないでください。
リペインターズでは、お客様のご要望に少しでも近づけますよう最大限の努力を致します。
実際に現地で屋根の状態を診断し、最適な工法を一生懸命考えます。
京都市山科区近郊の屋根塗装、外壁塗装、その他の塗装に関する工事は、リペインターズにご相談ください!