スタッフのつぶやき(鉄部の塗装の劣化編)
2022/08/22
こんにちはリペインターズスタッフの広報担当です。
日々の施工実績ブログを書いてきて、私の塗装知識も少しづつレベルアップしてきました。
周りに生き字引(高橋代表)居るからですね!
今日はつぶやきシリーズの第4弾です。
鉄部の塗装の劣化による色落ち、色抜けについてご紹介致します。
鉄部塗装について
鉄部塗装に使用する塗料
外壁塗装工事における鉄部とは、建物に付随するフェンスであったり鉄階段や門扉等が挙げられますね。
鉄部を塗る際、多くの場合油性塗料を使用します。
最近では水性塗料も、耐久性や持ちも良くなってきていますが、使い勝手の良さに加えて今まで「鉄部には油性塗料」という認識で使い続けてきた職人の経験値的にも、油性塗料の方が人気であることは確かでしょう。
やはり耐久性が違うので、リペインターズではこれからも主流で使用していきます。
退色しやすい色、しにくい色
各メーカーの塗料を合わせると数百種類の色があり、それらを混ぜてオリジナルの色を作れば数えきれないほどの種類となるでしょう。
その中でも、黄色が一番退色しやすいと言われています。
鮮やかに塗っても数年経つと色褪せてきます。
黒色もしかりで、年月が経つと退色しグレーに近い黒色になります。
近年では退色しづらい塗料も開発されており、良くなってきてはいますが限界がありますね。
色ボケ(退色していく事)が気になる様でしたら、とにかく濃いめに塗っておく事をおすすめします。
塗る前に、将来退色してしまう事を想定して濃い色を選択されるのも良いかと思います。
耐久性で色を考えますと赤が一番退色しにくいです。
例えばこげ茶色を塗って年月が経つと色の成分の内、黄色が抜けて次に黒色が抜けていき、最後に赤だけ残るのです。
鉄部はどうしても日光にさらされると表面が高温になりがちです。
高温になる事で鉄部表面が伸びるので、その上に形成されている塗膜にも悪影響が出てしまうのです。
まとめ
鉄部塗装は色落ちする事を考えて濃い色に塗っておくと良いでしょう。
黄色等のビビッド色は対候性が弱いものと考え、長期間にわたって美観を有するものではない事を覚えておくと良いでしょう。
今回は、あくまでも職人目線で塗料の色の耐久性に着目したおすすめをご紹介致しました。
ウェルビーホームではお客様のお好みの色をお選びいただく事が1番と考えております。
色選びに迷われた際は、今回のような色別・塗料別のおすすめをご提案することも可能でございますのでお気軽にご相談ください!
京都市山科区近郊で塗装に関する工事をご検討方はリペインターズにお問合せください。
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