スタッフのつぶやき(屋根勾配)
2022/09/02
こんにちはリペインターズスタッフの広報担当です。
今日は屋根の勾配(屋根の角度)のお話をしますね。
屋根の種類と勾配
皆さんがお住まいの屋根はどんな形状でしょうか?
代表的なのは切妻屋根や寄棟屋根、片流れ屋根です。
平成に入ってからは、ほとんどのお家が切妻屋根だと思います。
切妻屋根は形状がシンプルで施工し易い特徴があることから広く普及していきました。
寄棟屋根は昭和の瓦葺屋根に多い印象を持ちます。
片流れは工場や倉庫に多く戸建て住宅にも稀に見受けられます。
今日お話させていただく勾配というのは屋根の傾斜角度のことで、屋根の修繕に大いに関係してくるのです。
勾配を表す(寸)というのは水平方向に10進んだ先に5立ち上がっていれば5寸勾配で4立ち上がっているならば4寸勾配です。
屋根塗装工事では勾配がキツイ屋根だと歩行が困難になり足場が必要になります。
4寸勾配までの浅い勾配でしたら職人が屋根上を歩行するのも支障が無いので足場無しで施工可能な場合が多いです。
しかし5寸勾配の屋根だと塗料や道具が転がり落ちる恐れがあり非常に危険です。
と言うのも、職人は右手に刷毛、左手に塗料缶を持って作業し、作業中は両手がふさがっている状態なので何かに捕まるというのが出来ないため危険なのです。
誤って塗料材料を落下させて建物を汚してしまったり、最悪、下にいる人に当たってしまう危険性もあるのです。
そのため、勾配がキツイ屋根には足場が必要となり工事代金も割高となります。
ブログをお読みになっている皆様も、新築や中古物件などをお選びになる際は屋根の形状もある程度考慮された方が良いかもしれません。
一塗装屋の個人的な見解としては、一風変わった複雑な形状の屋根は避けた方が無難だと思います。
雨漏りなどのトラブルの際には修繕に時間もかかり、その分工事も割高になるのです。
私個人的に建物はデザイン性重視の複雑な構造よりもシンプルでメンテナンスがやり易い構造の方が長く綺麗に使えるのでおすすめです。
今日はここら辺で・・・
京都市山科区周辺で外壁塗装工事、屋根塗装工事をお考えでしたら
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