スタッフのつぶやき 外壁塗装のタイミング 前編
2023/01/19
こんにちはリペインターズの広報担当です。
今回は新築時から経過してどのタイミングで外壁の再塗装を行えばいいか、お話ししたいと思います。
中古でご自分のお住まいをご購入された方は、購入時の契約書、登記簿謄本等などから現在築年数をお確かめの上、ご参考にしてください。
目次、
1, 外壁塗装の必要性
2, 外壁塗装の周期
3, 外壁塗装が必要と思われる兆候
4, 外壁塗装をしないでいると
5, まとめ
1外壁塗装の必要性
外壁塗装を行うメリットは皆様のお住まいの保全です。
建物の構造中に水が侵入してくる事が、建物にとっては最もダメージが大きいのです。
躯体である構造材を錆びさせたり、腐食を招きます。
それを防止するため外側に面している外壁を塗装して、雨水の侵入を遮断するのです。
一般的な外壁の構造材には下記の種類があります。
・モルタル壁
セメントに水とセメントを混ぜ合わせて壁面に塗りつけて構築する構造材です。
モルタルが乾く際に収縮現象が起きて壁面にクラックが起こりやすいです。
経年により家屋自体の立地(道路沿いとか)等、地震の影響を受け細かいヘヤークラックも起こってきます。
・サイディング壁
モルタル壁とは違いクラック等の発生は起こしませんが、経年と共に工場出荷時の表面塗装に劣化が生じるので、まったく無塗装のまま放置すると、壁面自体の寿命を縮めます。
サイディング壁を取り付ける時の繋ぎ目がコーキング材で塞いでいるので、こちらが劣化したら、この部分から漏水します。
・ガリバリウム鋼板壁
近年に出てきた新建材でガリバリウム自体が高耐久で錆びに強く寿命は長いのですが、永年大丈夫かと言うとそうではなく、30年超の長期スパンになれば疑問です。
またサイディング壁同様、鋼板同士の繋ぎ目のコーキング材が劣化したら漏水がそこから始まるので完全とは言えません。
2,外壁塗装の周期
新築時の施工から経過して10年を超えた辺りから、ご検討されることをおすすめします。
遅くても15年までには外壁を再塗装した方が賢明であり、安全だと思います。
何故ならば、モルタル壁なら10年超えた時点で細かなヘヤークラックも発生してくるので、壁面自体も雨水の弾きも悪くなってきています。
日当たりが悪い場所であれば、藻やカビ、苔の発生もあります。
劣化して塗膜効果が無くなってくると言う事は、雨水の水分や湿気が壁面に浸透し易くなるので、次第に内部躯体を痛めることにも繋がるのです。
従いまして、早目の修繕が建物を長持ちさせるのです。
サイディング壁やガルバリウム壁はモルタル壁に比べてクラックは発生しにくいですが、前述のとおり繋ぎ目のコーキング材が劣化して瘦せてきますと隙間が生じて、雨水が侵入します。
壁面自体は長持ちしても繋ぎ目から雨水の侵入がありますので、せめてコーキングの打ち替えだけでも行っておいた方がいいでしょう。
今回はここまで。
続きは後編でご紹介させていただきたいと思います。
次のブログで後編をアップしますので、よろしくお願いします。
京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです。
塗装に関しては経験豊かな職人が在籍しておりますので、お任せください!
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