京都市伏見区 賃貸マンションに塗装前の養生
2022/08/12
こんにちは。『リペインターズ』スタッフの広報担当です。
今日は京都市伏見区の賃貸マンションにて、室内の塗装工事に着工した際の様子をアップします。
モルタル壁の塗装
施工場所は、京阪本線藤森駅から徒歩7分の、便利な立地にある賃貸物件です。
築年数がけっこう経っているので、経年劣化で各所が痛んできております。
古い建物は壁がモルタル地のところが多く、今回ご依頼いただいた物件もモルタル壁への塗装でした。
養生
まずは、居室入口付近の天井や壁付近の養生を、マスキングテープと養生シートで行います。
天井裏の点検口、柱や梁の部分もきっちり養生していきました。
分電盤や配線カバーも、入念に養生シートをマスキングテープで巻き付けていきます。
つづいてはお風呂の窓枠や、浴槽部分も同様に。
こちら、水道の給水栓が浴室壁外側に露出してます。
塗料を塗る際は、塗料が飛散してはいけないので、水道の混合栓にもしっかり養生しておきました。
ベランダ養生の中に不具合発見
最後に、ベランダ天井部分を塗装する為の養生ですが、よく見たところ天井塗装がかなり剥げてきています。
きっと、上階のベランダ床の防水塗装も経年劣化で耐久性が無くなって来ているのでは?と推測できます。
それで防水塗膜が切れて、ベランダ床コンクリートスラブの中に浸透して漏水しているのではと考えられました。
こういう場合、上階のベランダ防水をしない限り漏水がどんどん酷くなっていくでしょう。
しかも、このまま放置し続けたら最悪の場合コンクリートスラブ内の鉄筋が雨水の浸透によって膨張し破裂するかもしれません!
末期まで行けば、破裂したコンクリートが階下のベランダに落ちて来る事態になるかもしれません・・・。
危険なので施工する前に、このマンションの管理会社さんに一度お話をしようとおもいます。
はたして、この現状を把握されているのか?
まずはそちらを確かめてから、施工を始めていきたいと思います。
塗装工事する際、建物の劣化を止める目的を達成できるように努めなければいけません。
集合住宅の場合は、当然上下階の問題がございますので、ただ単に気になるその一部分を施工すれば良いと言うものではありません。
わざわざ塗装工事をしたのに、長持ちしなかったのでは本末転倒です。
建物の維持保全をする上でも、このようなケースにおいては、現状を包み隠さず施主様にお話しいたします!
明日以降も、こちらの京都市伏見区にある賃貸マンションの塗装工事の様子をお届けいたします。
京都市山科区近辺で外壁塗装工事、屋根防水塗装工事をお考えでしたらリペインターズにご相談ください。
ご用命とあらば、事務所のある京都市山科から迅速に駆け付けます。
雨樋やフェンスなどの細かな工事にも喜んで対応致しますのでよろしくお願いいたします。