京都市左京区　中古戸建住宅の外壁塗装工事②

2022/11/09

こんにちは、リペインターズの広報担当です。

京都市左京区にある中古住宅のリフォーム外壁工事の様子をご紹介しております。
前回からの続きです。

 

軒天の下地処理

軒裏天井のケレン作業を行い、塗装して行く準備をします。

塗り進める際に、塗料が落ちて下屋の瓦を汚してはいけないのでしっかり養生を行います。

ノンスリップシートで養生
使用する養生ビニールは『ノンスリップシート』雨天時に優れもののシートです。
下屋部分の瓦部分に貼り付けていますが、その名のごとく、この緑の養生シートはスリップしにくい様に特別の加工が表面に施されています。

 

通常、養生シートのようなビニール素材は雨に濡れると滑ってしまいますよね。
今回の様に、只でさえ傾斜していて滑りやすい瓦屋根にも威力を発揮するのです！
実際、雨が降れば屋根ですので濡れてしまいますからね。

 

 

 

軒裏天井の役割

ケレンと養生作業が終わりましたら、軒裏天井を塗り進めていきますが、ここで軒裏天井の役割について、お話しをさせて頂きます。

 

 

【軒裏天井の役割】

・軒がある事で外壁を雨風や太陽の紫外線から守る事が出来て外壁材の劣化を防ぐ事が出来ます。

・特に外壁と屋根の取り合い部は雨水が入り込みやすいので軒天で漏水のトラブルを未然に防ぎ易くなります。

・延焼防止効果も有ります。
軒裏天井には難燃材が用いられる事が多いので隣家で火災が発生したり自宅から、もし火の手が上がってしまった際に軒裏天井が無いとたちまち大屋根まで火が回ってしまいます。

・屋根裏内部は日中の温度変化や雨水により湿気で結露が生じる場所でもあります。
建物によっては設けられてない場合もありますが、換気口を軒天に用いたりケイカル板と言う無数に穴の開いた部材を用いて屋根裏に溜まる湿気を排出して結露を防ぎます。

 

【使われている素材】

『木材系では』カラーべニアや化粧合板、築年数30年超の建物に使用されているのを見かけられる素材です。

『難燃材では』　ケイカル板やエクセル、フレキシブルボード等が有ります。
現代の新築やリフォームなどに多用されています。性能、コストバランス共に優れています。
特にケイカル板は防火性、透湿性に優れております。

『金属系では』ガルバリウム鋼板、アルミスパンドレル、最新の建材で普及率が高く、既存の軒裏天井にカバー工法も対応可能です。表面処理が施されているので錆びにくく対候性に優れています。

 

今回はここで一旦、区切を入れさせていただきます。
次回からは軒裏天井の劣化から塗装の方法をお伝えしたいと思います。
それではここら辺で失礼します。

 

京都市山科区を拠点に各種塗装工事を承っているリペインターズです！
建築塗装に関するお悩みは何でもご相談ください！

もちろん、山科区以外の地域からのお問合せも大歓迎です♪