大阪府枚方市 ③ O様外壁コーキング工事 (打ち替え準備編)
2023/04/23
こんにちはリペインターズの広報担当です。
大阪府枚方市のO様邸の塗装工事現場の様子をご紹介しております。
コーキング打ち替え
既存コーキングの不備
以前のブログでもご紹介しましたが、この建物は築年数14年にしてはサイディング壁に打設されたコーキング材の劣化が著しく進んでいます。
コーキング材はサイディング壁の繋ぎ目で、ある程度の柔らかさを保ち、継ぎ目間で粘り詰め物の役目を果たす事で雨水の侵入を防いでいます。
打ち換える前提ですので、既存のコーキング材を取り出してみましたところ、柔らかな指で押せば跳ね返る感触はありません。
折り曲げて見たところ簡単にポキッと切れてしまいます。
こうなる理由は前業者のコーキング材に硬化剤混入辞典で何か不具合があったかと思われます。
このままでは雨水が壁面に侵入して躯体を痛めてしまうので外壁のコーキング材をすべて撤去し新たに打ち直していきます。
使用するコーキング剤
今回新たに打ち直すコーキング剤はオート化学工業の【オートンエクシード】です。
新開発LSポリマーの含有により、経年とともに流出する一般的なコーキング剤に含まれる可塑剤(柔軟性を持たせる材料)が配合されていません。
そのおかげで経年劣化による硬質化を防ぎ、効果が続く期間は30年という飛びぬけて優秀なコーキング剤です。
切り取り作業
コーキングの打ち替え作業の前段階は劣化した旧既存コーキング剤の撤去から始めていきます。
既存コーキングにカッターで切り込みを入れて、先の細いラジオペンチを使い取り出していきます。
協力業者のコーキング屋さんに担当していただいていますが、午前中が2人午後からもう一人加わり合計3人の作業で、2階建ての家のサイディング壁全域のコーキング切り取り作業はほぼ一日を有します。
切り取りましたコーキング剤を集めましたら、長さが300メートル近くありました。
バックアップ材
旧既存コーキング剤を撤去してみるとサイディング壁繋ぎ目の隙間に青く光るバックアップ材が見えます。
新築時に充填されたものですが、壁面内部に入っていたので状態も良くまだ使えるのでこちらは取り出さず、このまま再使用します。
バックアップ材も取り出して交換となると費用高になるので、コスト面を考えています。
マスキングテープ貼り
コーキング剤の撤去作業が終わりましたら、次は下地がむき出しになったサイディング壁繋ぎ目にマスキングテープを貼り付けて養生していきます。
新たなコーキング剤を充填する時に、余分なコーキングが壁面に付かないよう養生で防ぐ為です。
コーキング剤を打設したら取り外してしまうので、作業性を考えて適度な長さで繋ぎ目に貼り付けていきます。
貼り付けたテープの端は後から剝がしやすいように貼り付けの流れから外して取り付けておきます。
本日はここで作業のひと区切り。
最後までお付き合いありがとうございました。
京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです。
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