京都府八幡市⑥F様邸下屋塗装工事、ケイカル板(塗装編)
2023/05/16
こんにちはリペインターズの広報担当です。
京都府八幡市のF様邸の下屋塗装工事の様子をご紹介しております。
前回、ケイカル板部分の下塗り塗装は無事に終了しています。
今回は、玉付き塗装してケイカル板表面に模様を付けていきます。
玉つき塗装
前回少しだけご紹介させていただきましたが、下屋下の既存内壁や天井は玉付き模様が施されています。
この模様を新たに貼り直したケイカル板部分にはありませんので玉付き塗装(吹き付け)して模様を作り既存部分との差異を無くして統一感を出していきます。
使用塗料
使用する塗料は日本ペイント社の【タイルベース】です。
吹き付けでもローラーでも両方塗装可能なアクリル樹脂系エマルション塗料です。
優れた機能性と美しいテクスチャー模様を形成できる製品です。
特長
・日本工業規格JIS A6909建築用仕上げ塗材、複層塗材E主材合格品です。
・豊富で充実した商品体系です。
・耐久性も優れており美しさを維持します。
・美しい仕上がりで完成します。
・アクリル樹脂配合の1液性水性塗料で、環境性能適応品で人体に有害な物質を含んでおらず、ホルムアルデヒド拡散等級エフフォースター認定品です。
施工
それでは作業を始めていきますね。
まずは養生から入り、塗料が関係の無い所に付いてしまわない様にマスカーテープを用いて養生していきます。
既存の玉付き模様がある個所もしっかり養生します。
この部分に塗料が重なると、模様が変わってしまいますから養生で防いでおきます。
次に今回の玉付き塗装となる塗料の用意をします。
塗料となるタイルベース主材に水を規定量、混ぜ合わせてよく攪拌します。
出来上がりましたら玉付き塗装の吹き付けに使用するタイルガンに塗料を充填していきます。
塗料のノズル口径を調節して、コンプレッサーの圧力も規定値に設定します。
実際の吹き付け前に事前に用意したべニア板に試しに吹き付けて、既に形作られている内壁や天井部の玉付き模様に近い模様を再現します。
ここは、いきなり吹き付けて模様が粗すぎると修正するのが大変になりますので、事前に
関係ない個所で練習してから本番に挑む訳です。
タイルガンのノズルの角度や天井との距離を考えて吹き付けて模様を形作っていきます。
色の濃さや天井の補修状況によってムラになる場合があるので、均一に吹き付けるように意識して施工します。
ノズルの吹き出し量とコンプレッサーの圧力も任意で調節して対応します。
この塗装の世界では吹き放しという作業ですが
綺麗な模様を、対象となる場所に形作っていくのはそれなりの経験と勘が必要になってきますので熟練した職人が成せる技です。
作業の方は順調に捗り、求めていた玉付き模様は既存とは大差なく新規ケイカル板部分に再現できました。
きりのいい所で今日の作業は終了です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです。
塗装の経験豊かな職人が在籍しておりますので塗り替えなら、お任せください!
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