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遮熱効果のある色選びについて

2023/10/23

皆様こんにちは!京都市山科区の塗装店リペインターズの広報担当です。
暑い日が続いていますね。
夏が年々暑くなっていますが、今回はこの夏の暑さを抑える方法についてご紹介していきたいと思います。
暑さを抑えるには屋根塗装を行う際に、遮熱塗料を選択するのもおすすめです。

遮熱塗料を塗装しても思ったより効果が得られないケースもあります。
実はどの色を塗装するかによっても遮熱の効果は変わってきます。
今回は塗装する際に、遮熱効果の得られる色選びについてご紹介します。

【スタッフのつぶやき】遮熱効果のある色選び

暑さを抑制する遮熱塗装

遮熱塗料は、塗装すると効率よく日光の中に含まれる赤外線を反射することで塗料や屋根材が高温になることを抑制します。
日中、建物の中で一番日光を浴びる箇所は屋根ですが、その温度は恐ろしく高温になります。
例えば、外気温が34.0度だった場合、板金屋根ならその表面温度は66.6度にもなるのです。
火傷をするレベルの熱さです。
当然、その熱は室内にも影響し、先程の例だと屋根裏の温度は45.1度になります。そこから伝わる熱で室温もぐんぐん上昇し、油断していると熱中症になってしまう危険性もあるのです。

特に2階や3階などの最上階は夏場により暑くなりやすいですが、これは上記のように高温になった屋根の影響を受けるためです。
遮熱塗料は、太陽の熱(赤外線)を効率よく反射することで屋根が高温になることを抑え、室温への影響を抑制します。
屋根に使用されることが多いですが、外壁に塗装することもあります。
大きな工事が必要ないため、比較的手軽に行える省エネ・暑さ対策として注目されています。


画像出典:日本ペイント「サーモアイシリーズ」カタログ

色選びで遮熱効果が期待できる

皆様の家の色は何色ですか?
さてこの遮熱塗料ですが、「何色を選ぶか」によってその効果が変わってきます。
塗料の色によっては赤外線を反射して、遮熱の効果を発揮する効果が変化します。

一番遮熱効果のある色は?

どのくらい赤外線を反射するかを「日射反射率」といい、この数値が高いほど遮熱の効果が高くなります。
一番遮熱効果の高い色は白です。日本ペイントのサーモアイシリーズでは、「クールホワイト」の日射反射率は91%で、最も高くなっています。
「クールベビーブルー」や「クールパールライト」とその下の淡色系でも70~79%となります。
白っぽい明るい色は反射率が高く、濃い色の屋根よりも遮熱性に優れていると言えます。
『遮熱塗料』のペンキも色によってその効果に差があるとメーカーのパンフレットにも掲載されています。

遮熱効果の低い色

最も遮熱効果が低い色は、最も明度の低い黒色です。
黒っぽかったり、暗い色は光を吸収するため遮熱性はあまり期待できません。
上の日本ペイントのサーモアイシリーズでは、「クールブラック」の日射反射率は28.4%となっています。白色と大きく差がありますね。
遮熱塗料であっても前述の色よりは効果が劣ります。

全日射反射率と近赤外日射反射率とは?

先のサーモアイのように、塗料メーカーによっては全日射反射率と近赤外日射反射率という二つの数値が掲載されているところがあります。
太陽光は約50%が赤外線、約47%が可視光線、残りの3%が紫外線で構成されており、このすべてを反射するのが全日射反射率で、この中から近赤外線波長域を反射するのが近赤外日射反射率です。
どちらも数値が高いほどよく反射し、遮熱の効果があります。

日本ペイント「サーモアイ」公式サイト

何色を選べばいいの?

高い遮熱効果が欲しい場合には白や淡色がおすすめです。
しかし白い屋根は戸建てでは珍しく目立ってしまったり、汚れが目立つというデメリットもあります。
そんな場合にはグレーやブルーやグリーンなどの中間色もおすすめです。

まとめ

年々暑くなる夏対策として、遮熱塗料という手段もあります。
遮熱塗料は塗装すると屋根の温度を下げることで室温の上昇を抑える効果が期待できます。
しかし色によっては期待するような効果が得られないことがあります。
最も効果が高いのは明度の高い白ですが、色以外でも効果がないわけではありません。

塗料選びは様々な条件を考慮し、慎重に選ぶことをおすすめします。
今回は『遮熱』に焦点をあててご紹介しましたが、色の特色は様々ございます。
黒っぽい色では遮熱効果がない、という訳ではありませんのでご安心ください。

屋根塗装の色選びでもお客様のご希望にあわせた塗料をご提案いたします。

京都市山科区のリペインターズでは屋根塗装のご依頼も承っております!
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