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太陽光パネルを設置した屋根は塗装できるの?

2023/10/27

こんにちはリペインターズの広報担当です。

最近ではここ京都でも太陽光パネルを設置したお家もよく見かけるようになりました。
ご自宅の屋根に太陽光パネルを設置している、という方も多いのではないのでしょうか?
太陽光パネルを設置した屋根に屋根塗装はできるのか?太陽光パネルの下も塗装する必要があるの?という疑問にお答えします。

太陽光パネルを設置した屋根は塗装できるの?

太陽光パネル普及の背景と設置のメリット

政府が2050年カーボンニュートラル宣言したことで、ますます再生エネルギーの導入の取り組みが進んでいます。
太陽光パネルの設置も促進されており、2050年には設置が合理的と判断される住宅には太陽光発電の設置が一般的になることを目指し、そして2030年には新築の戸建ての約6割に太陽光発電設備が設置されることを目指しています。

▷参考サイト:カーボンニュートラルとは – 脱炭素ポータル|環境省

ここ京都でも、京都府は2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指しており、2012年4月には延べ床面積2,000㎡以上の建物を建てる際に太陽光発電の設置を義務付ける条例を施行しています。京都市と連携して導入コストのかかる太陽光パネルを0円で設置できる「0円ソーラープラットフォーム」というポータルサイトを開設しています。

太陽光パネルを設置することで、太陽光エネルギーを利用し、家庭内で電気を作り出すことができます。
初期の導入のコストやメンテナンスの費用はかかりますが、一度導入すれば電気代を賄うことができ、しかも余った電気を売ることもできます。
さらに蓄電器が備えられていれば電気をためておくことができるので、災害時に非常用の電気として使用することも可能です。
他にも省エネ効果やCO2削減効果など、様々なメリットがあります。

太陽光パネルを設置した屋根の塗装について

太陽光パネルが設置されている屋根は塗装できるのでしょうか?また塗装は必要なのでしょうか?
屋根塗装工事をする目的は、ひび割れや欠けなど屋根材の劣化を補修した上で、紫外線や雨水で痛みが生じた塗膜を復活させて防水性を回復するためです。
防水性など塗料の機能が失われてしまうと、屋根材が直接水を吸い込むようになり、水を吸った屋根材が吸水とそして乾燥を繰り返すことでひび割れなどの劣化が起こります。
ひび割れが大きくなるとそこから水が入り込んで雨漏りの原因にもなってしまいます。

特にスレート屋根はセメント系の素材のため、定期的な屋根塗装が必要です。
太陽光パネルを設置した屋根も、パネルがのっていない箇所は紫外線の影響をうけるため劣化が避けられません。そのため定期的な塗装によるメンテナンスが欠かせません。

太陽光パネルがある場合どこまで塗装するの?

太陽光パネルが載っている屋根の場合、三つのパターンがあります。

太陽光パネルの周辺のみ塗装する

築10年ではじめて塗装する際には、太陽光パネルが載っていない箇所だけ塗装すれば問題ありません。
太陽光パネルが載っている部分は劣化要因となる紫外線や風雨に晒されることがないため、劣化スピードも遅く、塗装しなくても問題ないとされています。
このケースの場合、パネルはそのままのため、脱着する費用も手間もかからず、また塗装面積が狭いため通常の屋根塗装よりもコストを抑えることができます。
ただ、この場合、パネルを撤去した際に明らかな色の差ができてしまいます。

太陽光パネルを脱着して塗装する

こちらは太陽光パネルを塗装前に一度全部撤去して、塗装を行った後にもとに戻す方法です。
通常の屋根塗装のように、屋根の全面に補修と塗装が行えます。
しかし太陽光パネルの脱着にはコストと手間がかかるため、工事費用が高額になります。
劣化したパネルの場合破損するや脱着によって保証がきれてしまう可能性もあるため、専用の業者に依頼した方がいいでしょう。

太陽光パネルを完全に撤去して塗装する

太陽光パネルの撤去

太陽光パネルが経年劣化した、あまり効果が感じられないので撤去したいという際に一緒に塗装も行うパターンです。
太陽光パネルにも耐用年数があり、撤去や交換の際に塗装工事も行うと、撤去等に必要な足場をたてるのも一度で済むため足場代が節約できます。

築5年経過して太陽光パネルを設置する際には、設置前に塗装工事をおこなっておくのがおすすめです。
5年経過すると塗膜も劣化しはじめており、全体をメンテナンスしておくことで屋根の耐久性が向上します。

太陽光パネルがある屋根の塗装工事の注意点

屋根塗装は、屋根を長持ちさせるために重要なメンテナンスです。塗装によって屋根の耐久性が向上し、腐食や劣化を防ぐことができます。
太陽光パネルが設置された屋根にも屋根の塗装は可能ですが、いくつかのポイントに注意する必要があります。

塗装工事期間中の発電量の低下

太陽光パネルを設置した屋根に塗装する際には、しっかりと全体に養生した上で塗装を行います。
その影響で発電量が低下する可能性があります。
屋根塗装は洗浄、補修、下塗り・中塗り・上塗りの工程があり、屋根の広さにもよりますが3~4日かかることが想定されます。
その期間中は発電量が低下する可能性についてご了承ください。

太陽光パネルはついでに高圧洗浄できる?

太陽光パネルは屋根にあるためどうしても汚れが付着してしまいます。
基本的にはこうした汚れは雨で自然に流れ落ちるように設計されているため、そこまで目立つことはありません。
しかしそれでもとれない鳥の糞や落ち葉、ゴミなどの汚れがある場合には発電機能が落ちている可能性もあります。
ついでに高圧洗浄で掃除してほしいと頼まれることがありますが、水道水を使用する高圧洗浄はカルキ成分や水垢がパネルに付着する可能性や、高い水圧で割れてしまう可能性もあるのであまりおすすめできません。

太陽光パネルが設置された屋根は信頼できる業者に依頼する

太陽光パネルは繊細な機械であり、人間など重量のあるものが載ってしまうと割れてしまう危険があります。
塗装業者であればそのようなことは当然行いませんが、慣れていない、または手抜き工事を行うような業者だとパネルに乗るようなケースもあるようです。
屋根塗装を依頼する際には、太陽光パネルが設置された屋根の塗装に慣れた、信頼できる業者に依頼すると安心です。

太陽光パネルが設置された屋根の塗装費用は?

太陽光パネルが設置された屋根の塗装の際に、設置されていない場所だけ塗装する場合は、全面を塗装するよりはお安くなります。
外壁塗装、屋根塗装ともに塗装業者は実際に塗る面積で計算しております。そのため建物の坪数に応じて塗装料金が上がる傾向があります。
しかし、太陽光パネルが設置してある状況では太陽光パネルの下は手が入らないので、太陽光パネルの大きさだけ屋根全体の施工面積より差し引いております。
パネル下の手が入る部分までは塗料を塗るためパネル面積を2割ぐらい縮小した形で算出します。

【まとめ】

・太陽光パネルが屋根上に乗っていても屋根塗装工事は必要です。
パネルから露出している部分は紫外線による劣化で屋根材が傷んでいくのでメンテナンスとして塗装は必要で有り、また屋根材全体が覆われていても太陽光パネルを撤去する際には表面の状態を確認して塗装メンテナンスを行うことがおすすめです。
・太陽光パネルが設置されている屋根を塗装する際には、発電量の低下する恐れがあります。塗装業者は慣れた信頼できる業者に依頼するのがおすすめです。
・太陽光パネルが設置してある状態ではパネル部分の面積を引いた状態で施工代金が算出されます。

太陽光パネルが設置された屋根の塗装もリペインターズにお任せください。
丁寧な施工によって大切な家を確実にお守りいたします。

リペインターズは京都市山科区を中心に京都全域にて外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っています。
塗装に関しては経験豊かな職人が在籍しておりますので、お任せください!
どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

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