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塗装工事の気になる匂いの原因と対策方法を徹底解説!

2024/10/01

誰しも1度は、塗装工事をされている様子をご覧になった経験があると思います。
その際に、独特の「臭い」が気になった方も少なくないはずです。

塗装工事の現場に漂う「臭い」の原因を解説いたします。
また、ご自宅などの塗装工事の際に臭いに悩まされないための対策も!

この記事は、リペインターズ代表の高橋が監修しております。
山科区を拠点に建築業界に20年以上携わった高橋代表による、現場を良く知る職人目線からのアドバイスです。

まずは塗装工事の現場の「臭い」の原因についてご説明し、その後、臭いの対策についてご案内させて頂きます。

塗装工事現場の臭いの原因とは?

塗装現場に漂う臭いは、塗料に含まれる「シンナー」が原因です。
しかし、全ての塗料があのような刺激臭を放つわけではありません。
主に、中塗りや上塗りに使用される油性塗料の希釈にシンナーが使われるため、強い臭いが発生するのです。

余談にはなりますが、塗料には大きく2種類あります。
水で希釈して使用する塗料を「水性塗料」
シンナーで希釈して使用する塗料を「油性塗料」

下塗りの際は水性塗料が、仕上げの中塗り上塗りには油性塗料が使われることが多いです。

工事期間中ずっと臭いがする?

塗料を使うまでは刺激臭は殆どないと言っても過言ではありません。
下塗りも、比較的臭いのきつくない水溶性塗料ならさほど心配しなくても大丈夫です。

油性塗料を使用する中塗りと上塗り作業の間は、シンナーの刺激臭が避けられない状態になります。
シンナーは揮発性が高く、塗料が乾ききってしまえば特に臭いも感じられません。
戸建ての外壁でしたら、中塗り作業1日、乾燥1日、上塗り1日、の計3日間ほど刺激臭が強い期間になります。

シンナーの臭いの対策法

油性塗料が形成する強い塗膜の為に必要な過程ではありますが、シンナーは中毒性のある希釈材なので小さなお子様やお年寄りがいるご家庭では心配ですよね。
臭い対策をご紹介させて頂きます。

①換気する

油性塗料を使用しての塗装を実施する場合は換気扇をまわしたり、窓やドアを開けるなど、外に向かって換気する事をオススメします。
特に、臭いは下に溜まりやすいので、下層階にて換気をすることも効果的です。

②臭いの少ない塗料を使用する

塗料選びの際に、臭いの少ない水性塗料を選択する事も可能です。
勿論、現場の用途や立地によって最適な塗料は異なりますので、決定の前に依頼する塗装屋によく相談しましょう。
昨今では、臭いのきつくない油性塗料も出始めております。
塗料メーカー、塗料の商品は数々ありますが、リペインターズにご相談いただけましたら、一緒に最適な塗料をお探し致します!

③F☆☆☆☆規格の塗料を選ぶ

F☆☆☆☆(エフフォースター)とは、2003年に建築基準法が改正となるタイミングでJISとJASが制定した安全等級で、F☆☆☆☆が最も高い安全性を証明するものです。
シックハウス症候群の原因とされている化学物質、ホルムアルデヒドの発散量がごく少量である製品に与えられる規格なのです。
有害物質の発散量が少ない分、臭いも低減されております。

ホルムアルデヒドについて詳しく記述した記事はコチラです。

まとめ

塗装工事に発生する刺激臭の正体は、希釈材のシンナーから発生するものでした。
体調や体質によっては体調を崩す恐れもありますので、塗装の際は担当の塗装職人としっかり打合せを行うことが大切です。
リペインターズにご相談いただきましたら、こまめな換気や、シンナーで希釈しないタイプの塗料のご提案など、対策も一緒に考えさせていただきます。

塗装に関するお悩みは、小さなことでもリペインターズにご相談ください!

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