滋賀県守山市で外壁塗装工事
2024/11/05
滋賀県守山市で外壁塗装工事 工事の概要
現場住所 | 滋賀県守山市川田町 |
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施工内容 | 外壁の塗り替え |
施工箇所詳細 | 焼杉板、軒天裏垂木、母屋、外壁真壁柱 |
施工期間 | 11日間 |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | 焼杉板 ケンエースG-Ⅱ |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | 焼杉板 ケンエースG-Ⅱ |
屋根使用塗料・塗料色(下塗り) | 漆喰 パーフェクトシーラー |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | 漆喰 水性ケンエース |
その他使用塗料・建材 | 漆喰 素地調整にイラカパテを使用 軒裏垂木、母屋 真壁柱(朱色)下塗りケンエースG-Ⅱ上塗りケンエースG-Ⅱ 電気メーターBOX等 下塗りハイポンデクロ 上塗りファインウレタン |
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
自宅の経年劣化が気になり、お問い合わせくださいました。
今回の建物の外壁は焼杉板、漆喰壁(一部モルタル壁有り)なので、それぞれの外壁素材に応じた塗料で施工します。
Contents
外壁塗装前の状態
今回の現場は滋賀県守山市にある昭和風の瓦屋根日本家屋です。
木造で現代的なサイディング壁でなく、左官仕上げの漆喰壁と焼杉板による下見板張り、そして朱色に塗られた軒裏垂木部分があります。
永年の雨風で漆喰は破風が崩れてきており、焼杉板は太陽光による影響で色褪せてきています。
同様に垂木の朱色も鮮やかさ失われており、こちらを塗装により施工された時に復元したいと思います。
外壁塗装の施工
それぞれの外壁素材ごとにご紹介いたします。
焼杉板と軒裏木部(垂木、母屋等)
焼杉板と軒裏木部の下地処理
既存の焼杉板が劣化により傷んでいるので、高圧洗浄は水圧を落として洗いました。
高水圧だと杉板がもっと傷んでしまうかもしれないからです。
洗浄後は水分を充分に乾かして塗装に臨みます。
同様に軒天裏の木部、こちらは朱色(赤い神社の鳥居の色)に既存塗装されているので塗料がよく乗る様にペーパーを表面に当てて目荒らしして塗料が喰いつき良くなるようにしておきました。
焼杉板と軒天裏の塗装
まず杉板部分と軒天裏はケンエースG-Ⅱを用いて1度塗りと2度塗りと塗り重ねて厚みを持たせた仕上がりになりました。
両方とも色褪せが激しかったのが塗装で新築に戻ったかの様です。
特に焼杉板部分の色褪せが激しく太陽光がよく当たる場所が、本来の焼いた杉板の黒さが失われていましが、塗装により焼き色の黒さを複現できました。
モルタル部分
モルタル部分の下地処理
こちらは構造上雨もりの危険があるので高圧洗浄はやりませんでした。
ひび割れがあればコーキング処理をして下塗りはパーフェクトシーラーを塗りました。
モルタル部分の塗装
こちらはいつも通りでひび割れややクラックはコーキング処理して下塗りはパーフェクトシーラーを塗装します。
乾燥後、2回の上塗りでファインパーフェクトトップ塗装で仕上げました。
漆喰部分
漆喰部分の下地処理
破風に、割れや欠けが生じて崩れている場所があるのでイラカパテを使い素地を修復します。
ひび割れは変性シリコーンを打設して塞いでおきました。
下塗りはこちらもパーフェクトシーラーを使用しました。
漆喰部分の塗装
破風板付近、漆喰が経年劣化で崩れているのをイラカパテで元通りに形成し、ひびやクラックが入っている個所は変性シリコーンでコーキング処理して雨水対策しました。
下塗りはパーフェクトシーラーを塗布して乾燥後水性ケンエースで中塗り上塗りと2回塗装で厚みを持った塗膜を形成しました。
リペインターズより
最近は昔ながらの木造の日本家屋が減ってきましたので、今回は特にワクワクしながら施工させて頂きました。
趣のある木造建築なのでメンテンナンス次第でまだまだ維持できます。
建物の種類に応じた塗装の手法を用意していますので、ご自宅の塗装工事をお考えでしたら是非、京都山科のリペインターズにお相談ください。