塗料の吸い込みとは?
2023/04/23
こんにちはリペインターズの広報担当です。
今日と明日、京都市はあいにくの雨模様。
おでかけするには足元が気になる日ですね。
夜間に降ってくれないものかと思っても、そう上手くいかないものですね・・・
塗料の吸い込み
さて、皆さまは塗料の【吸い込み】という現象をご存知でしょうか?
外壁塗装や屋根塗装において、やっかいなのがこの塗料の“吸い込み”なのです。
例えるなら砂地に水を振りかけるかのごとく、塗布する対象となる外壁、屋根の建材に塗料が染み込んでいく状態の事です。
この“吸い込み”が激しいと塗料を何回も塗り重ねていかなければならず、塗料自体の必要量もそれだけ増していき塗装作業の時間も増えます。
時間が増えるばかり以外に、吸い込むと言う事は塗料の塗膜を形成する樹脂が染み込んでいく訳ですから、外壁や屋根の表面に塗料の顔料だけが残る状態となる訳です。
仮に吸い込みが収まるまで塗り重ねていくと表面には色の【むら】が発生します。
塗膜自体も建材を保護する上で必要となる塗膜の厚みが形成できませんので、塗装で保護する目的が達成できません!
塗布対象の寿命に悪影響を及ぼす訳です・・・
吸い込みが怒りやすい素材
塗料の吸い込みが起きやすい素材を上げますと『木部、コンクリート、スレート屋根』
つまり木やセメントなどの水が染み込みやすい部分は、液体である塗料も染み込みやすいのです。
吸い込みがない場合は
ただ、この吸い込みというものはある程度必要なのです。
まったく吸い込みがないと塗料が建材に接着する効果が薄れてしまいますので、塗膜の持続効果が失われます。
これはこれで問題なのです。
つまりバランスと言う事になります。
吸い込みをコントロール
塗料の吸い込みが激しい場合は、その場所に適した吸い込みを止める材料で『フィラー』や『シーラー』がございます。
これを下地の状態に応じて選択し使い分けるのです。
吸い込みが激しい原因は、例えば屋根材の場合でしたら下地の劣化が著しく激しいと吸い込みが増すので塗料がより多く必要となります。
費用もかかってしまいますのでメンテナンスと言う意味合いでは早目の修繕サイクルが健全となります。
限界を超えてしまいますと、吸い込み以外でも下地材の割れや損傷という問題を発生します。
まだ一度も外壁塗装工事をした事が無い場合、8年~12年経過がひとつの目安となります。
我が家もそろそろと思われたら一度ご相談ください。
リペインターズでは屋根、外壁の点検も受け付けておりますのでお気軽にどうぞ。
本日はこの辺りで失礼します。
最後までお付き合いありがとうございました。
京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです。
塗装に関しては経験豊かな職人が在籍しておりますので、お任せください!
山科区以外の地域からのお問合せも大歓迎なので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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