京都市山科区にて下地処理・絶縁シート防水施工〈戸建て住宅屋上防水工事〉
2022/10/02
こんにちは、リペインターズスタッフの広報担当です。
京都市山科区の店舗付き物件の陸屋根防水工事のご紹介をしております。
前回に続き、本日は屋上の防水工事の下地処理を行います。
★前回はこちら
現在の状態
既存の屋上屋根はもともとFRP防水が施工されていました。
経年劣化して、現在は写真のように浮きや剥がれが生じている状態です。
下地処理
まず重要なのは施工面である陸屋根部分の平滑処理です。
既設のFRP防水表面が浮き上がって剝がれを生じさせているので、もしそのまま下地処理をせずに上からシート防水で蓋をしてしまっては、雨水がすんなり流れて行かないことが予想されます。
また、そのままだと膨れ上がった部分に雨水が溜まってしまう恐れもあります。
そのために、既存の表面をまずは平滑に処理する必要があるのです。
表面を平滑にして整えるために、ケレン清掃を行っていきます。
状況に応じてヤスリや電動工具等を用いて、浮きや剥がれを取り除き、しっかりと防水効果を発揮できる下準備を整えます。
既設の脱気筒が4ヶ所あるので、撤去して仮防水を施しておきます。
脱気筒を撤去すると既存防水面が破れた穴ができてしまうので、ウレタン塗料を用いてその部分に防水処理を施しておきます。
これをしておかないと、雨が降った時に雨が浸み込んでしまいます。
4ヶ所とも念入りにやっておきました。
すべての下地調整が終わりましたら絶縁シートの施工に移ります。
今回の施工方法(機械固定工法)
前述のように、陸屋根の既存の防水塗装はあちらこちらで浮き、膨らみ、破れが生じております。
このような場合、下地撤去するとコスト高になってしまうのでシート防水を選択します。
シート防水には密着工法と機械固定工法の2種類が御座いまして、今回は下地の撤去が必要ない機械固定工法を用います。
機械固定工法は下地のを選ばず、下地がウレタン防水でもFRP防水でもシート防水でもその上から施工可能です。
現状で下地の浮き膨らみ、剥がれが生じていますので、下地が完全に乾燥している必要の無い、さらに施工後も通気性の良い機械固定工法が適格だと思います。
今回の、改修工事の内容は陸屋根の平面部分はシート防水を施して、立ち上がり部分やフェンスの架台部分はウレタン防水で施工する、というハイブリッドな工法をとります。
絶縁シート施工
前日に掛かっております足場を使って、防水屋さんが材料を屋上に搬入します。
一通り材料が屋上に揃った所で、まずは絶縁シートを敷設していきます。
隈なく平面部分を敷き設していき、途中に大きな凸凹は無く、すんなり平滑にしわや膨れも無しに貼れていきました。
フェンス架台部分とのジョイント部もしっかり貼り付けます。
落ち着いた所で一旦、天候が悪くなってきたので中止します。
▼この現場の施工実績はこちら
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今回の様な陸屋根の防水改修工事も協力会社様と連携を図り施工させて頂きます。
また、フェンス、笠木、門柱だけなどの細かな塗装にも喜んで対応させていただいております。