京都市山科区にて外壁塗装工事
2024/10/22
京都市山科区にて外壁塗装工事 工事の概要
現場住所 | 京都市山科区勸修寺下ノ茶屋町 |
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施工内容 | 外壁塗装 |
施工箇所詳細 | 外壁モルタル壁と金属サイディング壁部分塗装 雨樋交換 |
施工期間 | 13日間 |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | アステックペイント エポパワーシーラー(モルタル壁部分)エポパワーメタルシーラー(金属サイディング壁部分) |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | アステックペイント 1000SI-IR(色見ウイザードコッパ、パールグレイのツートン塗装) |
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
リペインターズのホームグランド地元山科区での外壁塗装の作業をお伝えします。
施主さまのお悩みは隣家との間の外壁からの雨漏りでした。人間が一人入るのがやっとのサイディング壁
の外壁が常時、湿気を帯びており雨降り後、充分に期間を得ても乾燥せず、雨漏りが発生していました。
発生個所は窓枠サッシ部分が怪しいとの見解でした。
解消するには点検及び最低限コーキングの打ち替えが必要で足場が必要になります。
それなりに費用も掛かりますし新築時から時間も経過して塗り替えのタイミングでしたので、これを機会に
外壁の塗装もお願いされました。
養生
いつもどおりに高圧洗浄後の翌日に養生作業に入ります。塗料が付いてしまっては、いけない場所に行う養生作業ですので、慎重にやって行きます。作業を進めながら外壁のモルタル壁部分の細かなヘヤークラックの位置を確認し、手順を踏まえてコーキング作業も行っておきました。
外壁塗装前に発覚した雨漏りの原因
今回の施工現場は二種類の外壁素材で構築されています。正面はモルタル(セメント系)壁で、それ以外の
横2面と裏側は金属系サイディング壁です。養生作業中にこの建物の雨漏り原因となる重大な問題を
発見しました。それは雨漏り箇所の外壁上の屋根に取り付けられた雨樋が劣化して変形しておりました。
雨樋の中央部分が垂れ下がっており雨天時の雨水の流れが悪く正確に集水器に排水されず、雨水が長らくの間、溜まり続ける現象が継続していたようです。
溜まった雨水もいずれは蒸発して無くなるのですが、長い期間で雨樋に相当の重量を与えているので
経年とともに、どんどん変形し、たわみを加速させます。たわみによって流れて行かない雨水は
再び雨が降り出せばオーバーフローしてあふれだします。
そして外壁を濡らして常時ウエットな状態にしてしまい、湿気が続くので雨漏りに繋がるという訳です。
このままにしておいては雨漏りが直らないので、変形し、たわんだ雨樋を交換しました。
これで、正常に雨水が排水されるので雨漏りは、もう起こらないでしょう。
下塗り
☆まずモルタル(セメント系)壁はエポパワーシーラーを塗着さして行きます。
次の工程である上塗りの密着性を強化するものなので、しっかりと確実に隅々まで塗り進めて行きました。
☆次、横側サイド2面は金属系サイディング壁ですので、それに適したエポパワーメタルシーラーを塗着して行きます。今回裏側サイディング壁は施主さまのご希望により隣家と面しているので紫外線が当たりにくく劣化の進行が進んでいないであろうという判断から今回は見送る方向を決定されました。次回外壁塗装時に必須の模様です。こちらもに密着強化の為、しっかりと塗着しておきました。
上塗り
☆モルタル(セメント系)壁の上塗りに入って行きます。
使用塗料は1000SI-IRこちらを2回に分けて塗り進めて行き重厚な塗膜を形成して行きます。
ちなみに今回は塗装状態がツートンに塗り分けられた配色にしてアクセント塗装としました。
一階部分がブラウン色(色名ウイザードコッパ)で2,3階がホワイト色(色名パールグレイ)に塗装です。
そのまま塗装色を替えず既存配色のままでもいいのですが、せっかく塗装するのですから変化をいれた方が
新しい気持ちになり感じが良いと思いますのでおススメです!
☆サイド横部分の金属サイディング壁を塗り進めて行きます。こちらも正面モルタル壁と同様の塗料
1000SI-IRを使って行きます。こちらも2色展開でブラウン系ウイザードコッパとホワイト系パールグレイ
で塗り分けました。
施行後の様子
完成し綺麗になりました。各付帯部も外壁塗装と同様に塗り終わりました。
リペインターズより
当初は雨漏り依頼からの塗装工事でしたが、雨漏りの根本的な原因が雨樋の傷みから来ている事が判明しました。外壁の一面だけが常時湿気を帯びている状況は雨樋を交換した事により改善されました。当初は窓枠サッシ部分のコーキング切れから雨漏り発生かと思っていましたが、雨樋が変形し排水が悪くなり雨水が溜まり続け重みでたわんでしまい雨水があふれ出しているのが原因でした。こういった場合しっかり調査しないと根本的な原因が究明できない場合もあり、尚且つ雨漏りしているのなら早急に止めないと建物躯体を痛めてしまうので、本記事をお読みの方で当てはまる様でしたら、是非リペインターズにご相談ください。
お役にたてる様、調査究明に邁進する所存にあります。