塗装職人が解説!門扉やフェンス塗装が必要な3つの理由
2021/11/03
塗装工事は外壁や屋根だけではなく、細かい部分の工事もあるのです。
皆様のご自宅の門扉やフェンスの塗装は剥がれたり色褪せたりはしていませんか?
大概の場合は門扉やフェンスに不具合が生じても建物に直接影響を及ぼすことは少ないので、あまり必要性を感じないのは仕方ないことかもしれませんね。
また、塗装の費用もどの程度かかるのか、何年周期で塗装が必要なのか知っておきたいところです。
今回は門扉やフェンスの塗装工事の重要性について塗装職人高橋がご案内させていただきます。
この記事を最後までお読みいただくと、門扉やフェンス塗装の必要性についての知識を深めることができ、大まかな施工の周期や費用を知ることで施工計画を立てやすくなります。
この記事を書いている私は、京都市山科区で活躍する塗装職人集団『リペインターズ』の代表を勤める高橋と申します。
塗装工事は勿論、リフォーム業界の職人として25年以上山科区近隣の工事に携わってまいりました。
リペインターズのホームページをご覧になっている皆様に向けて塗装に関する豆知識を発信させていただいております。
門扉やフェンス塗装が必要な3つの理由
破損に繋がる
塗装は剥げると、素材が空気や雨風に晒されることになり、素材によってはそのまま放置しておけば劣化スピードは早いです。
仮に鉄の門扉とフェンスを使用している場合は、塗装が剥げた箇所から錆はじめ、強度も落ちて最終的には破損します。
建物には直接何かの不具合があるわけではないと思いますが、錆びた鉄でケガをする事例も少なくありませんので、生活圏内に危険な箇所があるのは良い状況とは呼べませんね。
また、破損してしまった門扉やフェンスの修理工事の方が大掛かりとなり、費用もかかりますので経済的にも負担になってしまう事もあるのです。
美観を取り戻す
色褪せて塗装の剥がれた門やフェンスは外見的にも良くないですね。
どんなに建物が立派できれいでも、廻りを囲むフェンスと門がそのような状態ではなんだか建物まで色褪せて見えてしまいます。
そのため、外壁塗装をされるお客様の中にはフェンスと門扉も同じタイミングで施工される方もいらっしゃいます。
防犯に役立つ
一説には、空き巣に狙われやすい家の特徴の1つに『建物の周囲の手入れが行き届いていない家』とありました。
手入れがされていない=防犯意識が低いと判断されるためだそうです。
フェンス自体はブロック塀などと比べて隙間も多く、死角になりにくい事から空き巣被害に合いにくいとされていますが、手口も巧妙になってきているので油断は禁物です。
空き巣に狙われにくくするためにも、普段から家の周囲はフェンスと門も含めてきれいにしておくことをオススメします。
門扉やフェンス塗装の工事費用と周期
規模やデザインにもよりますが、大体50,000円前後が相場です。
現在日本で流通している塗料には高機能な塗料も多く、高価な物もあります。
使う塗料によっても料金は変わりますので、塗装業者に相談し、最適な塗料をお選びください。
最近では、建物の外壁や雰囲気に合わせたフェンスや門扉の塗装をされる方も増えてきております。
色の種類も様々あるので、選ぶのも楽しそうですね。
機能面においては、紫外線の影響を受けにくく劣化が遅い塗料等が人気があります。
周期は大体外壁塗装と同じタイミングとお考えいただけば計画も立てやすいかと思います。
しかし、塗料にも寿命があり、劣化のサインを見逃すと素地まで痛めてしまいますので注意が必要です。
別の記事で、塗料の耐用年数についてご説明しておりますので、是非ご一読ください。
門扉やフェンスは放置していても直接的に家屋に影響が出ない分、多少の汚れや色褪せでは工事に踏み切る方は少ないのが現状です。
しかし、一歩間違えばケガや空き巣の被害に合う可能性があるなど、放置していて良い影響をうけることはないのです。
少しでも気になる点がある場合は、お気軽に『リペインターズ』又は、お近くの塗装屋にご相談ください。