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玄関ドアの塗装は必要?塗装のプロの視点から解説!

2024/11/26

家の大切な出入り口である玄関は、お客様をお迎えする場でもありますので、いつも綺麗にしておきたいですよね。
特に屋外の面は外壁や屋根などと同様、外気や紫外線の影響を受けて劣化していきます。
定期的なメンテナンスをする必要があるのです。

今回も、建築業界歴20年以上の高橋代表監修の元、この記事を書かせて頂きました。
最後までお読みいただければ、ドア塗装の必要性と注意点をご理解いただけることと思います。

玄関ドアの種類

一言で玄関ドアと言っても途方もない程沢山の種類があります。
ドアの形状だと大きく3種類、引戸タイプ、ドアタイプ、スライディングドアがあり、その中でも更に細かくタイプが分かれています。
素材は主に木製と金属製があります。

今回は素材別でご案内いたします。

木製ドアの塗装

木製のドアに使われる木材は主に、杉、檜、唐松、米松があります。
木材の質感を活かしデザインができるなど意匠性が高く、高級感も演出できることから人気のある玄関です。

木製ドアの塗装を怠ると起こること

木製のドアは当然木材で出来ているので、素材そのものに防水等の効果はほとんどありません。
塗装で保護してあげなければ、色褪せや割れ、欠け、腐食など、ドアの性能や耐久性にも影響を及ぼす事態になります。

長い目で見て、防犯の面においてもドアの塗装は必要なのです。

木製ドアの塗装方法

木製のドアの塗装には大きく2種類あります。
造膜型と浸透型です。

造膜型はドアの表面に塗料で薄い膜を作り、保護する塗装です。
色のバリエーションも豊富で、遮熱効果などの性能を有する商品も多い塗料です。
木の材質や木目などのデザインにこだわらないドアに適しています。

対して、浸透型は文字通り塗料を染み込ませて保護するタイプの塗装です。
表面は木目の美しさを残した仕上がりになります。

金属ドアの塗装

金属ドアの素材は、ステンレス、鋼鉄、アルミ、スチールなどがあげられます。
耐久性とコストパフォーマンスに優れ、木製ほどメンテナンスの頻度が高くない特徴があります。

モダンなデザインの建築にマッチしています。

金属ドアの塗装を怠ると起こること

木製ほど頻繁ではなくとも、金属ドアもメンテナンスは不可欠です。
色褪せや汚れ、キズや錆など、ドアの破損に繋がる恐れのある劣化になることもあるのです。

金属製ドアの塗装方法

ケレンと目粗しなどの下準備をしてからの塗装になります。
錆止め、下塗り、中塗り、上塗りの順で、建付けの問題もありますので、厚い塗膜にならないよう、吹付け塗装で薄く均一な塗膜を形成します。

アルミのドア塗装の注意点

ドアに限らずアルミ製の部分は塗装に不向きです。
普通に塗装をしても短期間で剥離してしまう可能性があります。

全く方法がないわけではありませんが、手間がかかる上に塗料も特殊なものを使用しますので、どうしても高額になってしまいます。
劣化具合にもよりますが、場合によってはドアごと交換してしまった方が安くなる場合もあるので、塗装屋さに相談してみる事をおすすめします。

ドア塗装をDIYで行うデメリット

昨今、動画配信サイトなどでDIYの塗装動画もよく見かけます。
ドア塗装は一見簡単そうにも見えるかもしれませんが、前述のように建物によって玄関ドアは材質が異なりますので、動画を信じて真似をしても失敗してしまう可能性もあるのです。

以前、DIYで金属のドア塗装を試みて失敗してしまい、塗装前よりも酷くなってしまった外観に悩んでお問い合わせくださったお客様もおられました。
結論から申し上げますと、精一杯努力しましたが綺麗に直すことはできませんでした。
ケレンをしても、DIYで使用したスプレー塗料がなかなか落とすことが出来ず、表面が若干凹凸している状態で塗装をせざるを得ませんでした。

手間がかかった分、工事費用も高くなってしまいました。
メンテナンス費用を安くしようとしたにもかかわらず、かえって高くついてしまったのです。

まとめ

玄関ドアの塗装は、素材とデザイン、状態などを考慮して、プロに施工してもらうことをおすすめします。
定期メンテナンスをして美しい状態を保つことが、耐久性を保つことにも繋がります。

玄関ドアの塗装名も、鉄部や木部の塗装に強いリペインターズにお任せください!

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