京都市山科区の外壁塗装・屋根塗装はリペインターズへ

京都の塗装豆知識のご紹介

knowledge

京都の塗装豆知識

外壁塗装の見積もり内訳のチェックすべきポイントを塗装のプロが解説

2021/07/13

外壁塗装は小規模の工事でも高額になりがちです。
そのため、基本的には相見積もりを取り、ご自分の納得のいく工事金額・工事内容を提示してくれる施工業者を選ぶのが大切です。
しかし、外壁塗装の見積書など一般の方はほとんど見覚えがないのではないでしょうか。

ここでは、外壁塗装の見積もり内訳のチェックすべきポイントを解説していきます。

実際の見積書を確認してみよう

早速ですが、実際に弊社の方で作っている見積書を例に、どのような点をチェックしていくのかを確認しましょう。

弊社の方で作っている見積書例

見積もり概要

まずは赤枠左上、見積もり概要の部分になります。
弊社では、施工場所や施工時期・概要や期間などを記載しています。
一般的な見積もりでもこれらの項目は必要になります。

注意して欲しいポイントとしては、見積書には有効期限があるということです。
見積書は、あくまでもその見積もりを取った段階での調査結果を元に作成しています。
そのため、時間が経てば劣化状態は進んでいるでしょうし、材料の価格も変動している可能性があります。
最近は法律の改正や消費税率の変動が頻繁にありますので、見積書の有効期限が切れている場合には再度見積もりを取らなければいけません。

また、材料(例えば塗料など)は、メーカーが金額を決めています。
そのため、材料メーカーが値上げをした場合には、自ずと施工金額も上がってきます。
ですので、見積書の有効期限はきちんと確認しておきましょう。

会社概要

続いて右上の項目になりますが、こちらは弊社の会社情報になっています。
基本的にどの業者も会社名や住所・電話番号と担当者が書かれているかと思います。
もしも書いていない場合には、本当にその会社が存在するのかを確認しておく方が良いかもしれません。
悪質な施工業者は、会社情報を誤魔化してお金を受け取った後に連絡が取れなくなる事もあるようです。

見積もり内容

次に、中央部分の赤枠には、この見積もりの内容を記載しています。
この見積もり例のお客様は、屋根塗装と外壁塗装を同時にご依頼いただきました。

そのため、大きく分けると
・仮設工事
・外壁塗装
・屋根塗装
・その他
の項目に分かれており、2ページ目以降に各施工内容の明細を記載している形になります。

割引金額

見積もり内容の下には、割引の金額を書かせていただいています。
この割引に関しては、施工内容にもよるので必ずあるとは限りませんが、割引がある場合には必ず記載されていますので確認しましょう。

合計金額

各施工金額と値引き金額との合計が一番下に記載されています。
合計が間違っていないかを確認しましょう。

見積もりを確認する際の注意点

では次に、見積もりを見る際にチェックするべきポイントをお伝えします。
弊社の見積もり例と見比べながらぜひご確認ください。

弊社の見積もり内訳例 その1

弊社の見積もり内訳例 その2

必要な部分の施工が全て記載されているか

見積書には必要な施工が全て記載されている必要があります。
例えば、屋根と外壁の塗装を依頼したのに、外壁塗装しか含まれていない。
このような場合には、きちんと確認する必要があるでしょう。

また、必要部分を確認する際には、塗装面積を確認しておくと良いでしょう。
家の図面と比較し、明らかに足りなかったり、多めに請求されている場合には、注意が必要です。

一式にまとめられていないか

見積書には単位がありますが、基本的に「㎡」で記載されていることがわかるかと思います。
しかし、施工業者によっては「式」として一式にまとめて表記しているケースがあります。

弊社の見積書でも、1枚目の見積書には「式」での標記をしていますが、それは明細を別の用紙に記載しているからです。
それ以外の場合でも工事金額が少なかったり、面積や数量で測ることのできないものに対しては「式」という単位が使われることもありますが、もしも「式」でしか表記されていない見積書をもらった場合にはしっかりと確認しておきましょう。

何を施工するのか?どんな塗料を使うのか?が記載されていない場合、本当は必要な部分が入っていなかったり、思っていた仕上がりと違うというトラブルに繋がります。

付帯部分の見積もりも含まれているか

外壁塗装や屋根塗装を行う場合、多くのケースでは付帯部分も一緒に塗装を行います。
今回の見積書で見てみると、3枚目の見積書に「軒天」が入っています。
通常、これらの項目も見積もりとして別項目で書かれることが多いです。

・雨樋
・下屋根
・笠木
・破風板
・玄関天井
・門
・霜よけ
・出窓
・シャッター

などがある場合には、その部分がきちんと見積もりに入っているのかを施工業者に確認しておきましょう。

足場費用が含まれているか

通常外壁塗装には足場が必要です。
そのため、見積書には足場費用が含まれているはずですが、含まれていない場合には確認しておきましょう。

塗装が三度塗りになっているか

塗装する際には、
・下塗り
・中塗り
・上塗り
の「三度塗り」が必要となります。

三度塗りをしないと耐久性が悪くなり、すぐに塗装が剥がれてしまう可能性があります。
そのため、塗料も3回分の量が見積書に含まれているのかを確認しておきましょう。

高圧洗浄をしているか

外壁塗装の前には、高圧洗浄をするのが一般的です。
そうしなければ、既存の塗装に汚れが付着している可能性があり、そのまま施工してしまうと耐久性が低くなってしまいます。
高圧洗浄に関しても、面積あたりの金額が書かれますのでチェックしておきましょう。

現地調査がされた上での見積もりか

現在、IT技術が発達してきましたが、それでも家の修理というのは現場を見なければわからないものです。
電話やメールでの簡易見積りを受けている会社もありますが、きちんと現地調査が行われていないと後から更に大きな修理が必要になるケースがあります。

例えば、電話で見積りをした際には気付かなかった雨漏りがあったとします。
現地調査を施工業者にお願いすれば気付くでしょうが、そのまま気付かずに契約してしまった場合、施工に入った後に追加で費用が発生する可能性もあります。

そのため、きちんと現地調査をしてから依頼しましょう。

使用される塗料などの品名を書いてもらう

塗料は、その種類やメーカーによって耐用年数や特性・価格が違っています。
そのため、見積書にはどのような塗料を使っているのかを明記してもらいましょう。

そうすると、複数社で相見積もりを取った際に、
「同じ塗料なのに価格が全然違う」
「A社では耐用年数が短いものを使っている」
などの比較が出来ます。
耐用年数が長いことが必ずしも良いとは限りませんが、「なぜ違うのか」「何を基準に塗料を決めているのか」を確認する事が大切です。

保証内容や注意事項を確認する

施工業者によっては、もし塗装してすぐに剥がれてしまったなどの場合、無料で対応してくれる保証期間というものがあります。
これは、塗料の種類によっても変わります。
例えば、耐用年数が非常に長い場合、保証期間も長くなる可能性があるのです。

追加で金額がかかる可能性があるのかを確認する

通常、工事に対してかかる費用は見積書に記載されているもので全てになりますが、施工業者によっては後から追加でかかる可能性があります。
特に悪徳業者の場合は、わざと見積もりに載せず安い金額であるかのように見せることもありますので、きちんと確認しておきましょう。

他の見積もりと圧倒的に違う場合には確認を

外壁塗装においては複数社から相見積もりを取るのが基本ですが、その際に、

・金額が安すぎ(高すぎ)ないか
・納期は短すぎ(長すぎ)ないか
・割引金額が大きすぎないか

ということを確認しておくと良いでしょう。
特に納期が短すぎる場合には、前述した塗装の三度塗りにおいて雨の日を考慮していないケースや、前の塗料が乾く前に次の塗装を塗る事で人件費を抑えようとする場合があります。
しかし、そういった施工をすると、結果として耐久性が低くなってしまいますので、少しでも気になる点がある場合には確認しておくのが良いでしょう。

現地調査依頼でQUOカードプレゼント
お問合せはこちらから

京都の塗装豆知識最新記事

TOP