京都市西京区にて屋根下塗り<戸建ての塗り替え>
2023/02/21
こんにちはリペインターズの広報担当です。
京都市西京区にある物件の外壁・屋根塗装工事の様子をご紹介しております。
前回では高圧洗浄から窓の手すりをサビ止め塗料で下塗り作業しました。
★前回の様子はこちら
今日は、大屋根の板金をサビ止め塗料で下塗り塗装していきます。
窓手すりの時と材質は違いますが、金属製である事は変わらないので手すり同様に使用する塗料は同じです。
屋根塗装~下塗り~
建物の築年数は推測で40年程かと思われ、屋根の板金はおそらく15年から20年前にカバー工法されているのでしょう。
近隣に同じ年代に建てられたと思われる建築物が立ち並ぶ中、現場の屋根材が板金の痛みが酷くありません。
▷参考サイト:屋根のカバー工法とは?特徴やメリットなどを徹底解説
板金が出荷された時の塗膜は無くなりつつ有りますが、サビが廻って来ている程ではありません。
前日までに高圧洗浄作業で長年の蓄積された汚れは取り除かれました。
板金の重なり部分にわずかに苔が生えてきているぐらいでしたので洗浄作業も問題無く進みました。
【ケレン作業】
前回の窓手すりと同様にケレン作業による素地調整をしていきます。
マジックロンとサンドペーパー、カワスキの出番です。
これらを使い、塗装面を整えていきます。
塗料というものは屋根材を汚れやサビの発生のダメージから守る為に塗装するので、この塗料の付着性をよくする為にケレン作業を行い塗装する表面を凸凹にします。
この僅かな凸凹の表面が出来る事により、塗装する表面積が広くなるので、塗料が剝がれにくくなるのです。
【注意点】
ケレン作業していて気づいた事があります。
屋根天頂部の棟部分の板金を止めている木ネジが緩み、木ネジのほとんどが露出している状態でした。
幸い、棟板金は何本かの木ネジで固定されているので、他の木ネジによって取り付けが分散されているので安心です。
しかしこのまま放置しておくと、棟板金が台風の時に強風に煽られて剝がれて飛んでしまう事態に繋がりかねません。
【原因】
棟板金の下にある貫板という木材に釘や木ネジを用いて板金を固定しているのですが、寒さや暑さにより貫板が伸び縮みする時に木ネジが緩んでくる事が原因と思われます。
放置すればいつかは板金が外れてしまうので、この機会に正しく締めて棟板金が外れない様にしておきます。
【下塗り塗装】
板金の棟板金から塗っていきます。
最初は刷毛を使い板金の狭い隅部分や重なり面を先に塗っていきます。
この時のポイントは板金を止めている釘に塗料が垂れない様に塗り進めていきます。
やり方としましては各所の釘を起点に左右に塗り進めて行きます。
こうすれば釘に塗料の垂れが生じませんので上手く綺麗に仕上がります。
刷毛での作業が塗り終わりましたらローラーを使いそれ以外の広い面を左右から塗りそして次は縦上下に塗り進めて行きます。
この繰り返しを棟から軒まで繰り返して予定通りの時間を持って屋根塗装のサビ止め下塗り作業は終了しました。
本日はこの辺りで失礼します。
ありがとうございました。
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