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屋根塗装の現地調査と施工例のご紹介

2022/09/01

こんにちはリペインターズスタッフの広報担当です。

今日は屋根塗装の見積りのご相談を受けました。
高橋代表の現地調査に私も同行させていただきました。

現地調査の結果

スタッフのお仕事日記(屋根塗装の現地調査)

ご相談頂いたお客様がお住まいの建物は築年数で20年超の3階建ての戸建てです。
屋根材はスレートです。

屋根全体が劣化している状態で、長年雨風や太陽の紫外線にさらされてこのような状態になってしまったのでしょう。
スレート屋根の耐用年数は一般的に15年から20年と言われます。築20年以上とのことですのでもう限界近くまできていると思います。

▷参考記事:スレート屋根ってどんな屋根材?特徴やメリット、メンテナンス方法を徹底解説

屋根の棟に近い所が一部変色していますが、おそらく何か(太陽熱温水器でしょうか?)の設備を屋根上に設置されていたのだと思います。

設置されていた設備のおかげで一時期、紫外線にさらされる事が無かったのですね。
それによって劣化の進み具合に違いが出ています。
新築当初のスレート材に近い状態なので、劣化部分との比較できて分かりやすいですね。

また、下記の記事では『塗装ができない屋根』について紹介しております。

当店の施工のご提案

既に耐用年数を迎えるころで葺き替え工事やカバー工法といった屋根リフォームが望ましい状態でしたが、なるべく予算を抑えたいので必要最低限の工事を、とご希望でしたので今回は屋根塗装によるメンテナンスを行うことになりました。

施工の様子

屋根塗装の工程をご紹介します。

下地処理

塗装を行う前に高圧洗浄で苔や汚れ、古い塗膜を綺麗に洗い流します。
あわせて傷んでいる部分は補修を行いました。

下塗り

まずはベースの下塗りです。

下塗り塗料はアステックペイントサーモテックシーラーを塗布します。

このシーラーによって上塗り塗料との密着効果を高めます。
また、上塗材の塗料の色によって若干変わりますが、こちらのサーモテックシーラーで塗装を行うと、日射反射が最大約8.6%向上されることから、断熱性をたかめることができます。

なお、劣化による傷み、反りでスレート屋根の中に吸い込まれると上塗り塗料との接着が悪くなることもあるので、その場合は現場判断でもう一度シーラーを塗ることもあります。

縁切り

下塗りが終わりましたら、縁切りを行います。
縁切りはカッターやタスペーサー使用しをスレート屋根の重なり合う部分に隙間を設けます。
タスペーサーをスレート屋根に差し込む事で、塗料が屋根材の隙間に入り込むのを防止し、屋根材下の水はけを良くできます。
水の逃げ道がなくなると、毛細管現象が発生し屋根内部に水分が停滞して雨漏りにつながります。ですので、スレート屋根の塗装の際は必ずこの縁切りという作業を行います。

▷参考記事:屋根の毛細管現象とは?スレート屋根の雨漏りは毛細管現象が原因かも

▷参考記事:スレート屋根塗装で必須の「タスペーサー」について解説

上塗り

下塗りが終わったら上塗り用塗料で中塗り・上塗りを行います。

上塗り塗料は、アステックペイント超低汚染リファイン500si-lrです。

アステックペイント リファイン

遮熱性もたいへん優れており、特殊遮熱無機顔料の使用におり太陽光の近赤外線を効果的に跳ね返す塗膜を形成することができます。

この塗料を上塗りする事で最上階の部屋のエアコンの効きが違います。また、超低汚染という特徴もあり汚れにくい効果も期待できます。

上塗りが終わり、こちらの現場は無事完工しました。

担当者からのコメント

スレート屋根は塗装によるメンテナンスが必須です。
塗装が剝がれてしまうと、防水効果がなくなりスレートに水分が吸収され膨張し、そして乾燥して収縮します。それが繰り返し起こることで屋根材にひびが入ったり割れてしまいます。更にそれを放置すると苔や藻が繁殖し、ゆくゆくは雨漏りする危険があります。

▷参考記事:【スレート屋根編】雨漏りが起こる原因7つと適切な修理方法を紹介

塗装を行うことにより屋根や外壁が長く丈夫な状態で維持できますので、定期的に塗り替えを行うことをおすすめします。

京都市山科区周辺で外壁塗装工事、屋根塗装工事をお考えでしたらリペインターズにご相談ください。
その他の地域にお住まい方もお気軽にお問い合わせください。
雨樋やフェンス等の小工事も大歓迎でございます!

 

 

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