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水性塗料と油性塗料の違いについて解説!

2023/11/02

こんにちはリペインターズの広報担当です。

外壁塗装の塗料には水性塗料と油性塗料がありますが、その違いについてご存知でしょうか?
外壁塗装をご検討される際、塗料の種類がたくさんありすぎてわからない、違いがわからずどれを選べばよいか・・・と悩まれることもあるかと思います。
今回の記事では、外壁塗装の水性塗料と油性塗料の違いやその特色にフォーカスを充てて説明していきます。

外壁塗料の種類について

水性塗料と油性塗料の違い

外壁塗装に用いる塗料の種類には『ウレタン、シリコン、ラジカル、フッ素』と大まかに4種類に分かれ、これに付随して『水性や油性』があります。

まず、ウレタン、シリコン、ラジカル、フッ素塗料について先にご紹介します。

ウレタン塗料

ウレタン塗料は、ウレタン系の樹脂が主な成分で基本的には硬化剤に使用する2液型の塗料です。
更に分類すると、直接塗装可能な1液型、硬化剤を混ぜて使用する2液型があり、2液型のほうが1液型と比較すると耐久性が高いため、金属・木製・塩化ビニールといった様々な材質に塗装が可能です。、アクリル塗料よりも耐久性は長いものの全体と比べると2番目に耐用年数が短く、シリコン塗料との価格差がなくなり積極的に使われなくなりました。ただ、塗装費用を安くしたい、短期的な塗装であれば向い ています。

シリコン塗料

シリコン塗料は、アクリルをベースにシリコン樹脂を混ぜ合わせた塗料です。正しくはアクリルシリコン塗料と言います。ウレタン樹脂よりも強い耐久性があり、加えて親水性もあることから汚れにくいのが特徴で、売れ筋の塗料のため多くの製品と、色のバリエーションもあり選択肢が多くあります。ただ、塗膜に伸縮性がなく、揺れや外気の寒暖差など環境によってはひび割れを起こす可能性があります。

▷参考記事:【2023年版】おすすめシリコン塗料ランキング|特徴や価格を徹底比較

ラジカル塗料

ラジカル塗料は、酸化チタンと光安定剤(HALS)で構成され、塗膜の劣化原因のラジカルを抑制できる塗料です。正式名称は、ラジカル制御塗料と呼びます。顔料に紫外線が当たることで発生するエネルギーをラジカルというのですが、このラジカルが塗料が分解するのを促進させるため劣化します。劣化すると、チョーキング現象が起こりますが、ラジカル塗料はラジカル制御酸化チタンと光安定剤の働きでそれを抑制してくれます。

▷参考記事:【2023年版】おすすめラジカル塗料ランキング|特徴や価格を徹底比較

フッ素塗料

フッ素塗料は、塗料の中では価格が高いですが、その分耐久性に優れ、しかも汚れにくく酸性雨や紫外線など環境からの刺激にも強く、きれいに長持ちさせるタフな塗料といえます。また、耐用年数を更に長くできるオプションも用意されていますので、耐久性を重視する方におすすめです。最高レベルの塗料であるため、公共の建物や頻繁に塗り替えが難しいビルやマンションといった建物によく利用されています。ただ、丈夫な塗膜ゆえに塗膜が固い特徴があるためひび割れしやすいのが難点です。同じ価格帯で同レベルの塗料も存在し、一般的な住宅ではあまり採用されることは少ないです。

▷参考記事:【2023年版】おすすめフッ素塗料ランキング|特徴や価格を徹底比較

水性塗料と油性塗料の違い

それぞれの塗料には水性・油性があるということを冒頭でお伝えしましたが、ではどのような違いがあるのでしょうか。

水性塗料とは

外壁塗装の塗料は顔料と樹脂で構成されています。
この顔料と樹脂に(水)を混ぜたものが水性塗料です。

塗料の主な成分が水ですので、塗料独特のシンナー臭がなく環境に優しい塗料といえます。ただ、油性に比べると塗膜が弱く剥がれやすいとろうではありますが、塗料メーカーの研究開発によって油性塗料くらいの頑丈な塗膜を形成する塗料もでてきました。

水性塗料のメリット

  • 塗料独特の臭気が少ない。
  • 人体や環境に悪影響が少ない(VOCが少ない環境基準適応)
  • 価格が安め

水性塗料のデメリット

  • 湿度や気温によって影響されて乾燥がしにくい。
  • 湿度が高い場合は顕著に現れる
  • 下地がステンレスやアルミの場合は密着が悪い傾向がある
  • ステンレスの場合は密着度が落ちる
  • 水性塗料は油性塗料よりも耐久性が全体的に比べると劣る

技術の発展によって改善はされてきていますが、やはり油性塗料に比べてみると差は感じられます。

油性塗料とは

そして顔料と樹脂に (溶剤)を混ぜたものが油性塗料です。

塗料自体の成分である顔料と樹脂は個体である為、そのまま外壁に塗装は出来ません。
塗りやすくなるように水や溶剤(シンナー)の液体と混ぜ合わせる事によって始めて塗料となります。

液体となった塗料を外壁に塗って乾いたら水やシンナーが蒸発して、混ぜ合わせる前に個体であった顔料と樹脂が外壁に密着して残ります。
これが塗料の基本的原理です。

油性塗料のメリット

  • 水性塗料に比べ剥がれにくく耐久性がある
  • 下地を選ばず密着度が高い
  • 油性塗料では硬化の時間に気温などの影響が出にくい

油性塗料のデメリット

  • 臭気が水性塗料よりも非常に強い
  • 揮発性が高いシンナーを使用しているため引火しやすい
  • 水性に比べて価格が高い

まとめ

いかがでしょうか。
水性塗料、油性塗料の特色、違いを説明いたしました。
両方の違いや特性がありますので、専門業者である私達にご相談いただければ適格な塗料のご提案をさして頂きます。
外壁塗装には必ず下地に適した塗料の選択が重要ですので、是非お問い合わせをお待ちしております。

京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです。
塗装に関しては経験豊かな職人が在籍しておりますので、お任せください!
山科区以外の地域からのお問合せも大歓迎なので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

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