京都市山科区の外壁塗装・屋根塗装はリペインターズへ

京都市山科区周辺におけるリペインターズの施工実績をご紹介します

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塗装日誌

京都市左京区にて外壁塗装〈K様邸〉 

2022/01/11

立冬を迎え、朝夕の寒さが本格的になってまいりましたね。
こんにちは!リペインターズ代表の高橋です。
今回は京都市左京区のK様邸にて外壁塗装のご依頼を承りました。

①【左京区 K様邸】足場の組立て

本日から元気に施工してまいります!

足場の設置

まず、は足場を組み立てるために隣接するカーポートの天板を外していきます。
天板を外したスペースを上手く利用し、足場を組み立てるのです。

①【左京区 K様邸】足場の組立て

この工事用の『足場』があることで職人は安全に質の高い仕事をする事ができるのです。


また、風向きなどの条件によって工事中に塗料が飛散してしまうこともあるかもしれませんが、足場に設置してあるメッシュシートによって万が一の塗料の飛散もご近所様などへの被害を防ぐことができます。

①【左京区 K様邸】足場の組立て

一秒でも早く完工できますようテキパキと作業し、1日目は終了です。

洗浄

本日は塗装作業の前の『洗浄』を行ってまいります。
洗浄と言っても手でゴシゴシ磨くのではなく、『高圧洗浄機』という機械を使ってものすごい水圧の水を噴射し、こびりついた苔やカビまでしっかり落とすのです。

【左京区 K様邸】②高圧洗浄

この高圧洗浄機の水圧は約15Mpa(150キロ)とかなり強く、洗浄力も抜群です。
数年分の蓄積した汚れやカビですら一気に落ちていき、新品同様の美しさが蘇ってくる様子は見ていて気持ち良くなってきます。

この洗浄作業こそが、実は工事の仕上がりを左右するほど重要なポイントになってくるのです。
洗浄がいい加減だと、残った汚れや苔などが塗料の劣化に影響を及ぼすこともあります。
また、洗浄をせずに塗装をすると、折角きれいにしても短期間で元々あった古い塗料と一緒に剥がれ落ちてしまう事もあるのです。

とはいえ、高圧洗浄機が日本に入ってきたのは1988年と、比較的最近なので昔ながらの職人の中には洗浄をしない方法で施工する方もおります。
職人によってもやり方は異なりますが、塗装を少しでも長持ちさせるために、リペインターズでは必ず行う作業です。

【左京区 K様邸】②高圧洗浄

ベランダも屋根もきれいになりました!

【左京区 K様邸】②高圧洗浄

塗装をする箇所は隅々まできれいにして、下準備が整いました。
塗装を行わない外構部やベランダもサービスで洗浄させていただいております。

モニエル瓦の屋根塗装

【左京区 K様邸】③モニエル瓦の塗装

前回は高圧洗浄で屋根や外壁などをきれいに洗浄したので、本日は屋根塗装の『中塗り』を行います。
屋根材は『モニエル瓦』と呼ばれる乾式コンクリート瓦です。
意匠性が高く波型の曲線が特徴的なヨーロッパ発祥の美しい洋瓦で、『日本モニエル株式会社』が販売し広く世に普及したため『モニエル瓦』と呼ばれるようになりました。

乾式コンクリート瓦は作り方に特徴があります。
セメントと砂を混ぜて成形し、その上から着色スラリーと呼ばれるセメントと砂、骨材、顔料を混ぜ合わせた着色剤を厚く塗ります。
その上から更にアクリル樹脂系の塗料で覆う事で完成します。

乾式コンクリート瓦も年月とともに劣化してくるので、メンテナンスは必須です!
着色スラリーが劣化すると色褪せやカビ・苔の発生だけでなく、防水性まで失われてしまうので
乾式コンクリート瓦専用の下塗り材モニエルパワープライマーを塗布します。

モニエル瓦を含む乾式コンクリート瓦は塗料の密着性が悪く、専用の塗料でないと上手く塗膜が張らないのです。

【左京区 K様邸】③モニエル瓦の塗装

見た目がセメント瓦と酷似している物もありますが、見分け方は木口部分にボコボコと小さな凹凸があるものが乾式コンクリート瓦で、凹凸がないものがセメント瓦です。
この見分けがつかないと乾式コンクリート瓦に、セメント瓦用の塗料を塗ってしまうなどの事態がおこり、塗膜が形成されなかったり数年で剥がれたりなどの被害がでてしまいます。
腕の良い塗装職人ならまず間違えることはありませんのでご安心ください。

透明な下塗り材をしっかり塗布したので、乾かしたら次の工程です。

外壁の養生と下塗り

本日は外壁塗装の養生から作業開始です。

養生とは、塗装しない部分を保護したり、塗料が飛散して汚れないようにフィルム等を使ってカバーする作業の事を指します。
養生が丁寧に出来ていれば塗装の仕上がりが美しくなり、まるで新築同然のような外観に施工できる職人もいるのです。
逆に養生がいい加減だと、窓などの建具やコンセントなどの『塗らない箇所』と塗る箇所の間に隙間ができ、仕上がりもなんだかいまいちになってしまうのです。

【左京区 K様邸】④養生・外壁下塗りシーラー

細かい作業ですし、大抵はお客様の目には届かない部分が多いのでやろうと思えばいくらでもごまかして『いい加減』な養生はできてしまうんです。
リペインターズでは、お客様の期待を裏切るような施工は絶対に致しません。
腕利きの塗装職人達が丁寧に迅速に養生し、1秒でも早く完工できますようテキパキと作業いたします。

【左京区 K様邸】④養生・外壁下塗りシーラー

次に、外壁シーラー塗装に移ります。
シーラーとは素地の上に最初に塗る下塗り材の事で、塗布することで、素地と塗料を密着させやすくする効果があるのです。
また、最初にシーラーを塗ることで素地がシーラーを吸収し、上に塗る塗料の吸収を防ぐ働きもあるのです。

近年では様々な下塗り塗料が開発され、防カビ、防サビ、遮熱等の機能を持った塗料も使われています。

【左京区 K様邸】④養生・外壁下塗りシーラー

このシーラー塗布もいい加減では短期間で塗膜が剥離してしまいます。
見えない部分こそしっかりと、見える部分は完璧に!

完工まで丁寧に頑張ります!

外壁塗装の中塗り・上塗り

下塗りが乾いたら、上塗り塗料による中塗りと上塗りを行います。

塗装工事においては、下塗り・中塗り・上塗りの3回重ね塗りすることが基本です。
下塗りの作業は前述のように、上に塗る塗料の密着させるための土台作りとなります。
では中塗りと上塗りとは何でしょう?
基本的に中塗りと上塗りは同じ塗料を薄く2回塗ります。
塗料には目に見えないほどの小さな小さな気泡がいくつもあり、乾かすと気泡の部分だけ塗膜の無い状態になります。
上塗り1回だけだと、塗膜中にあるの気泡の穴が開いた箇所が紫外線や湿気の影響をうけ、劣化を早めてしまうのです。

1回目に塗った塗料の気泡の穴を塞ぐため、2回目の上塗りも必要不可欠と言えます。
また、中塗りの塗料は下塗りの塗膜に若干吸収されるため、発色もさほど良くはありません。
もう一度同じ塗料を上から重ね塗りすることで、塗料本来の色や艶が表現でき、防水性などの機能も発揮されるのです。

仕上げとなる上塗りは職人の腕の見せ所です。
むらにならないよう、素早く均等に塗布していきます。

完工

上塗り塗料が乾いたら、工事のために設置していた足場をばらして現場を清掃します。

どんなに気を付けていても、工事中の騒音や塗料の臭いなど施主様やご近所様のご迷惑になることは多々ありますので、少しでも気分良くお過ごしいただけますよう現場清掃やご挨拶はしっかりさせていただきます。
工事に直接関係のない作業でも、丁寧な仕事を心がけております。

この度はリペインターズにご依頼いただきありがとうございました!

 

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