京都市山科区にて外壁下塗りから上塗り、屋上物置塗装(K様邸の外壁塗装②)
2022/07/06
皆様こんにちは!
リペインターズの広報担当です。
京都市山科区の倉庫付き物件の、外壁塗装工事の続きをご紹介致します。
★前回の様子はこちら
前回は養生までおわりましたので、今回は塗りの作業をご紹介致します。
下塗り
パテが乾燥したら下地を下塗り塗装していきます。
下塗りで使う塗料は『プライマー』『シーラー』『フィラー』と大きく3種類あり、用途や塗装箇所の素材のよって使い分けられます。
この現場ではアステックペイント製の『エピテックフィラー』を使用しました。
粘度が高くモルタルなどに適した下塗材で、亀裂や補修跡などに入り込みパテのように均等にしてくれることから、中塗りや上塗りがキレイに仕上がります。
この現場の外壁にある、ミミズ腫れのような補修跡も目立たなくなってくれる事を期待しています。
モルタルなどの表面には小さなデコボコの模様があります。
この模様を付ける為に必要なのが、多孔質ローラーです。
砂骨(さこつ)ローラーやマスチックローラーとも呼ばれており、塗料を付けるローラー部分が網目状になっているのが特徴です。
こちらがマスチックローラーです。
粘度の高い固い塗料を塗布すると、外壁にデコボコのある模様を付けることができ、意匠性の高い外壁に仕上がります。
また、意匠性だけでなくツルツルの壁よりも塗料の厚みがあるので、ひび割れしにくい等のメリットもあります。
塗装は、基本的には1度だけ塗る工事はありません。
通常は3~4回『下塗り』『中塗り』『上塗り』と、薄く均等に塗り重ねていきます。
マスチック工法の場合、比較的外壁の状態がいいときにはフィラーをマスチックで厚膜に仕上げて模様をつけ、中塗り、上塗りで仕上げます。
外壁に柄がつきました!
壁全体に塗装していきます。
下塗り前は黒系の外壁だったのにも関わらず下塗りは白を塗った理由は、中塗りと上塗りが元の外壁色の影響を請けずに塗料本来
色がしっかりでるようにするためです。
また、事なる色を重ねることで塗り残しや塗りムラの防止にも繋がり、施主様がご覧になっても工程を踏んで施工している様子が伝わり、無用な心配をお掛けすることなく工事を進める事ができる利点もあります。
中塗り・上塗り作業
下塗りが乾いたら次に仕上げ塗料にて中塗りと上塗りを行います。
中塗り・上塗りの塗料
使用塗料はアステックペイントの「超低汚染リファイン1000si-IR」です。
環境にやさしい水性塗料で、まず超低汚染性として塗膜自体が緻密で、汚れ物質が入り込み難く、仮に汚れが付着しても雨水が洗い流す効果があります。
同効果でカビや藻の発生を抑えるので長期間に渡って美観を保持できます。
また、無機顔料を使用しており紫外線に対して劣化しにくい高耐候性質を持っています。
柔軟性、塗料にコシが有り下地の動きに追従し簡単にひび割れしにくい性質と、建物内部の温度上昇を抑える遮熱性も兼ね備えています。
配色について
この建物の東側、北側の壁色は黒色で鉄部がシルバー色で工業的な倉庫イメージを意識し配色しました。
反対に建物の南・西側は白色で遮熱効果を更に高めてます。
また、隣家と接近している南側の外壁はもともと白い壁色で、これを黒色に塗ってしまうと隣家の室内が施工前よりも暗くなってしまう可能性が高いので白に決定しました。
階段手すりやポスト、照明器具などがあり刷毛やローラーが通りにくい場所は刷毛を使って細かい箇所も細やかに塗装を行っていきます。
塗りムラにならないよう注意深く上から下へ塗り進めていきます。
極稀にですが急ぎで足場を外さなければならない時があるため、上から順に塗ることが鉄則となっているのです。
壁の修復後も目立たずにきれいに仕上がりました。
屋上倉庫の塗装
屋上にある倉庫も塗装を行っています。
こちらが下塗りを終えた様子です。
そして中塗り、上塗りで仕上げます。
倉庫はメタリックなシルバーで仕上げました。物置は金属でできていることが多く、定期的な塗装によって錆や劣化を防ぐことができます。
こちらの現場の施工実績は下記をご覧ください。
京都市山科区近辺で外壁・屋根などの塗装工事をご検討の際は、私たちリペインターズにお任せください。
雨樋やフェンスだけの塗装など、小工事も大歓迎です!