京都市伏見区にてベランダ塗装・防水工事〈賃貸マンションベランダ防水塗装・室内塗装〉
2022/07/14
こんにちは京都市山科区の塗装店「リペインターズ」代表の高橋です。
昨日の晩は割と涼しい方で寝やすかったですね。
空調費がかかる季節は、家族が多いと電気代が嵩みますね!
賃貸マンションのベランダ塗装
今日は伏見桃山駅近くの賃貸マンションのベランダ塗装工事の様子をご紹介します。
こういう賃貸マンションの修繕の場合、「いついつまでに工事終わらせてください」と期間が定められています。
例えば一般的である繁忙期(つまり年明けから4月末)この時期は非常にタイトで、賃貸なので3月末に前に住んでいた入居者さんが退去して、次に入られる新入居者さんが4月初めに入居の場合があり、工事の期間が一週間とか賃貸物件の原状回復(汚れたところを新しく元の状態に戻す)に関わる業者が全部この期間に集中するので職人さんの予定確保がマストとなります。
今回は7月に入っているので（この時期は閑散期、夏に引っ越す人は少ないので)まだ余裕がありますね…。
皆さん部屋借りるなら夏に借りた方が安いと思いますよ!
あと引っ越し業者も夏場は料金安いと思います。
ベランダ内壁の下塗り・コーキング
さあ、作業を見ていきましょう。ジェット洗浄で汚れを落とした後は、下塗りに入ります。
ベランダ内側の下塗りはシーラー。
既存の古い塗膜との密着性に優れていて、浸透・固着性強しで下地の補強効果に優れています。
前日までに塗っておいて乾いたら
おっと
上塗りの前に壁に亀裂があるのでちゃんとコーキング！
市販されてる中で建築現場でよく使われているコーキング材、これを亀裂部分に塗付け、壁に馴染ますように指で広げていきます。
ベランダ内壁の上塗り
次は上塗りを行っていきます。
美観を保ち汚れが付きにくく、高い耐久性で美しさを長持ちさせる塗料を選んで塗布しております。
また、価格も比較的に安価設定しておりますのでコスト面でも優遇されるかと…
あとカビ対策も重要です。
賃貸マンションの場合は室内が単身タイプだと狭いのでベランダに色々な物を置く入居者さんが居られ、夏場のエアコン使用時に出てくる水がベランダ内部に排出されて、それが影響して来ますね…
それと鳥がベランダ内部に入って来るというのもあるんですよ!
対策材としてハトニゲールなどを設置したり、鳥さん達が嫌がる匂いを発する固形物を置く方もいらっしゃるのですが、それを持ってしても鳥さんも知能があるので勉強してきてイタチごっこと…
そんなこんなでベランダ内部は汚れが落ちやすくしておくのがベストなんです。
ベランダ床防水塗装
次に写真は防水塗装前のベランダの床の様子です。
見てのとおり荒れております。
単身向け賃貸マンションなので入退去が激しく再施工の時間が限り有りで…。
おまけにベランダなので見落としがちで、何年も放ったらかしだったかと思われます。
マンション管理会社も退去の度に塗り替え修繕のご提案はされていたのでしょうが、賃貸マンションのオーナー家主さんの中には渋い方もいらっしゃるようです。
修繕に関して割と限界まで持たせようとする方も多いのですね。
もうベランダ床には亀裂が入って来ており立ち上がり部分にも発生しています。
ベランダは排水の為、奥に向かって勾配が取ってあり、隅っこの排水口に向かっても勾配が取られております。
排水口の部分はベランダ床に自然に積もったホコリを雨水が排水していく際に、ホコリがだんだんと排水口に蓄積されて溜まっていきます。
もちろん、外部なので前面道路に街路樹などがあると、落ち葉が舞い上がってベランダ内部に入り込んで排水口を詰まらせることもあります。
もう、その現象が起こっていたのでしょうか?
奥は防水塗膜が、かなり劣化しておりました。
さて二枚目の写真は防水工事完了です！
既存のベランダ床が見違えるようになりました。
このマンションのベランダ床は防水塗装を施工してあり、今回既存の防水面が年月が経っていたのでトップコートを再塗布いたしました。
雨が当たる部分なので、空室となった瞬間に塗っておいた方のがおすすめです！
まとめ
マンションの防水は非常に重要です。
放置していると荒れ過ぎた防水塗膜面から雨水がマンション躯体に侵入して構造体である鉄筋コンクリートを徐々に蝕んでいきます!
どうなるかと言うと鉄筋コンクリートの鉄筋部分が雨水が廻った事により錆びていきます。
そして錆びが発生した事により鉄筋自体が膨張していきコンクリート部分を圧迫し、挙句の果てはコンクリート部分が爆裂して落下してしまうのです。
落下すると言う事は商業地域に建設されてるマンションならば敷地目一杯に建っているので、マンション近くの道路を歩いている近隣住民や通行者に当たるかもしれないので大変危険です！
マンション躯体が爆裂する事態になるまでいけば、程度によりますが修繕するより建て替えした方が良い場合があります。
僻地に建ってる個人所有の賃貸マンションや個人所有の鉄筋コンクリートの戸建てなので見受けられる現象ですね！
だから、適度な時期に修繕しておくことをおすすめします。
ベランダ床の防水工事も含め、賃貸でも分譲でも新築から15年程で外壁塗装の傷みが出てくるので、この時期にベランダ内部の塗装もやっておいた方が建物が長持ちします！
建物はメンテナンスさえ怠らなければ長持ちします。
また傷んでいると大きな地震が来た時に耐えられなくなってしまう恐れが高くなります。
★この現場の施工実績はこちら
京都市近辺で外壁塗装工事が必要ならば私たちリペインターズにどうぞ、お任せください!
建物に応じたご提案をさせていただきます。
追伸、
お中元の季節になりましたね…。
色々な物が送られて来るので楽しみです。
皆さま、いつもありがとう御座います。
