大阪府枚方市 ⑬ O様戸建ての外壁塗装工事(ベランダ部分外壁塗装、下塗り概要編)
2023/05/03
こんにちはリペインターズの広報担当です。
大阪府枚方市のO様邸の外壁塗装の様子をご紹介しております。
大部分の塗装作業は終了しました。
アクセントカラーになおっているベランダ部分の外壁を塗装していきます。
ベランダ部分の塗装
この部分もサイディング繋ぎ目にコーキング処理がされていますが、こちらも既に高耐久タイプのコーキング材に打ち換えてあり準備は整っています。
既存ベランダ外壁の色目はネイビー色が使用されているので、同じネイビー色を使用し塗り替えとなります。
塗り替えに関して、こちらの部分も過去ブログでお伝え同様に難付着サイディングであると予想できるので、
通常の塗料を使用しますと、後に剥離する恐れがあるので、対策した塗料で塗り進めていきます。
それでは塗料の密着度を上げる為に、下塗り塗料を開始していきます。
使用塗料
下塗り塗料はアステックペイント社の【プレミアムSSシーラープライマー】です。
プレミアムSSシーラープライマーは近年増えて来たフッ素、光触媒、無機系などの表面処理を施した難付着塗膜サイディングの外壁塗り替えを可能にした密着性に優れた2液混合型水性下塗り塗料です。
密着性が高い塗料を使う理由
フッ素、無機、光触媒塗料を使った塗膜は難付着系塗膜と言われ、塗り替え工事の際に一般的な下塗り塗料の付着が甘く、塗料の選択を誤ると完成後に早期の剥離現象を起こします。
その付着しにくい原因に難付着系塗料の主成分や結合材が原因しています。
難付着系の塗膜には、そうでない塗膜と比べて無機質な結合材が多く含まれているのです。
これらの主成分にはセラミックやガラス質など多岐に渡り、塗膜表面を綿密に形成する事により対候性を上げています。
しかし、その反面、塗り替え工事の際に塗料が付着しにくい問題を起こし始めました。
新築時に施工された外壁材に工場出荷時に表面処理されているのが難付着サイディングで有り、今回施工の建物に使われています。外壁材は三種類、場所によって異なるのが使われていまして、大壁と玄関廻りが模様の違う難付着サイディングが使われています。
その部分は透明の専用塗料を使い施工は済んでいます。
今回のベランダ部分の外壁サイディングは色目と模様も違い、ひょっとしたら難付着サイディングに各当しないかもしれませんが、用心の為、今回の難付着サイディング対策下塗り塗料選定を決定しました。
施工
それでは下塗り塗料の塗装を開始していきます。
養生も既にバッチリやって置きましたので、思う存分に施工に当たれます。
まずは刷毛で持って細かなやりにくく手の入りにくい部分から先に塗装していきます。
この作業を塗装屋言葉でダメ込みと言います。
終了しましたら今度はローラーに持ち替えて塗料の説明書に規定されているとおりの平米辺り使用量を守り塗布して行きます。
隅々まで塗り進めましたら、下塗り塗料の塗装作業は終了です。
乾燥時間を充分に取ってから後に上塗り塗装に移行します。
本日はこの辺りで失礼します。
最後までお付き合いありがとうございました。
京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです。
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