大阪府枚方市 ⑯ O様戸建ての外壁塗装工事(バルコニー塗装、下塗り概要編)
2023/05/06
こんにちはリペインターズの広報担当です。
大阪府枚方市のO様邸の外壁塗装の様子をご紹介しております。
今回はバルコニーの床面塗装を行います。
バルコニーの塗装
塗装の工程は下塗り→上塗り1回目→上塗り2回目の順番で進めていきます。
まずは下塗り塗装を行い、上塗り塗装の密着度を上げていきます。
使用塗料
下塗りに使うのは竹林化学工業の【タケシール#4000プライマー】です。
ウレタン防水下塗り材として密着性、耐水性に優れた一液性の溶剤系のプライマーです。
硬化方式はプライマーが空気中の水分と触れる事によって化学反応を起こし硬くなるタイプです。
乾燥が早くウレタン系としては作業性の向上に努めました。
使用の用途
屋上やベランダ床面の防水塗装で下地がモルタルである時に使用する場合やウレタン防水材やウレタン床材の再度、塗り重ねる場合の下塗りとして使用する。
特徴
・1液性塗料で施工性と手離れが良く、作業性が高いです。
・モルタル、コンクリート、スレートなどのセメント無機質成分の素材に深く浸透し、内部から強度を改善して接着力を強化すると共に外気や水分の侵入を防ぎます。
・ポリウレタンの主原料となる樹脂を内封する事により、高度な接着性、耐水性の確保に成功しました。
・短い施工時間で済むため、次工程の上塗りに充分な時間を割り当てる事が可能になります。
施工
清掃、洗浄を行って埃やゴミ油分などを取り除いてから作業開始です。
こちらは施工初日の高圧洗浄で既に取り除かれています。
その後に塗料が付いてはいけない所に付かないように養生し、こちらも前段階でバッチリやって置きました。
乾燥時間を充分に取り完全に乾いたら、次は下地の補修に取り掛かりベランダ端の入隅部分に柔らかなゴム弾性の
変性シリコンコーキングを打っておきます。
この部分は建物の動きで割れやひびが発生しやすい場所ですので、施工します。
多めにコーキング材を打設しヘラやスポンジを用いて表面を三角形状に仕上げます。
現状は割れが発生していなくても、将来に起こり得る防水層の破断を抑制できるので、コーキング処理は必須です。
終了しましたら約6時間以上の乾燥時間をおいて完全硬化しているのを確認して次はいよいよタケシール#4000プライマーを塗布していきますが、一斗缶に入っている状態で封を開けず内容物が均一な状態になるように、缶を揺さぶりよくかき回します。
その後缶を開けて必要量を小分けにします。
小分け後は内容物が酸化しないように直ぐにキャップして空気に触れるのを遮断します。
塗布作業に移り、出隅、入隅、配管廻りなどローラーでは塗りにくい個所から刷毛で持って塗り進めていきます。
終わりましたら広い箇所はローラーに持ち替えて塗り進めていきます。
立って作業した方が楽に作業ができるのでローラーに長い柄をつけて進めていきます。
塗布完了しましたら1~2時間以上乾燥期間を設けます。
乾燥硬化しているのを確認し歩行が可能レベルに乾燥しましたら2回目のプライマー塗布作業の開始です。
前回と同じ要領で塗布作業を進めて行きます。
最終的なプライマー仕上がりの状態は塗布面が少し艶のある濡れ色状態がベストです。
塗り進めていて、塗料の吸い込みが激しいと感じたら、乾燥硬化後に再度プライマーを塗布しますが今回はそこまで吸い込みは激しくありませんでした。
以上を持ってタケシール#4000プライマーの下塗り作業を終了しました。
ご閲覧ありがとうございました。
本日はこの辺りで失礼します。
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