京都市山科区の倉庫の陸屋根防水工事
2022/07/29
こんにちはリペインターズの広報担当です。
本日は自社物件の倉庫の屋上防水塗装における下地調整の様子をお伝えします。
陸屋根の防水塗装の下地調整
リペインターズの倉庫は鉄骨造2階建てで屋根は陸屋根構造になっております。
前の所有者様は50年間鉄工所を経営し、住居兼作業所にされていました。
防水塗装前の陸屋根の状態
陸屋根部分はもともとアスファルト防水が施工されてましたが、新築時から30年程経ってから雨漏りしてきたので、前所有者様がご自分で防水塗料を塗って簡易に防水工事をされたとのことでした。
緑色の塗料を何層にも重ねて塗ってある状態でした。
防水の応急処置
前所有者によりますと若干雨漏りがあったようなので、雨水の侵入を防ぐ為仮止めで防水塗装しておきました。
しかし、陸屋根モルタルに染み込んだ水分が太陽光に熱せられて水蒸気となり、防水塗膜も突き破り湧き出してきていました。
今回は屋上防水塗装の施工前に水分が完全に蒸発しているかを確かめる為、防水塗膜が破れている所を簡易に押さえてポリマーセメント系防水塗料を要所に施工しました。
このように雨漏りを起こしていて水分を含んでいる建物では、内部の水分が水蒸気となって防水層や防水材に膨れを起こしてしまいます。
そのため下地の状態をまずはしっかりと確かめることが重要です。
下準備
簡易防水の破れた個所に焦点を定めて塗っていきます。
時間を掛けて水蒸気が塗膜をまた突き破るのを待っているのです。
何週間か経って、ある程度水蒸気が排出され染み込んだ水分が湧き出すのが終わりましたら本番の防水塗装を陸屋根全面に施工してまいります。
まだ、暫く様子をみます。
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屋上やベランダの防水は雨に晒されやすく、防水が劣化すると雨漏りに直結しやすい場所です。
雨漏りを防止するには定期的な防水のメンテナンスが欠かせません。
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