京都市北区にて賃貸物件トタン屋根塗装
2023/12/19
京都市北区にて賃貸物件トタン屋根塗装 工事の概要
現場住所 | 京都市北区 |
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施工内容 | トタン屋根塗装 |
施工箇所詳細 | 屋根 |
屋根使用塗料・塗料色(下塗り) | ハイポンデクロ(日本ペイント) |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | ファインウレタンU100(日本ペイント) |
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
京都特有の路地裏、通称「うなぎの寝床」と呼ばれる場所にある賃貸物件で、オーナーの施主様からトタン屋根の塗り替えの依頼を受けました。
現地調査を行ったところ、トタン屋根は劣化が進行しており、塗膜が剥がれたりサビが生じており、塗り替えのタイミングに差し掛かっていました。
今回の工事では、塗装面の下地調整を入念におこなってから屋根塗装を行いました。
施工前
こちらが施工前のトタン屋根の様子です。
塗膜が全体に劣化して、剥がれてきています。
表面を覆う塗膜が剥がれてきてしまうと防水性が失われて下のトタンに錆が発生してしまいます。
この錆が進行すると塗装では対応できず、葺き替えやカバー工法が必要になります。
今回は塗装で対応できる状態でしたので、ケレンなど下地調整を行ってから塗装を行います。
施工中
ケレン
まずは、ケレン作業によって浮き上がった旧塗膜を整え、新しい塗料がしっかりと密着するように下地調整を行います。
剥がれている箇所やサビが多いため、マジックロンを使用して下地の調整を行います。マジックロンは耐久性に優れており、極太のナイロン繊維を使用しているため、目詰まりが起こりにくく、重い研磨に適しています。
隅々まで磨き上げると、剥がれた塗装面から砕けた塗面のかたまりができあがります。これらを清掃し集めていますが、写真のとおりかなりの量があります。
このように古い塗膜や錆を除去しておくことが鉄部の塗装では重要です。
▷参考記事:外壁塗装にはケレン作業が重要!必要性や種類、価格を徹底解説
下塗り
続いて養生をおこない、下塗り(錆止め塗装)に入ります。
塗り残しが起こりやすい細かな箇所から刷毛で丁寧に塗っていきます。
そして広い面をローラーで塗装します。
今回使用した錆止め塗料は、弊社でよく使用している「ハイポンデクロ」です。
一液タイプで使いやすいですが、2液タイプに劣らない高い防錆力があります。
上塗り
続いて上塗り塗装です。
施工方法は、基本的に下塗り塗装のときと同じです。塗りにくい棟板金と瓦棒の出っ張り部分は刷毛を使って塗装しました。
その他の平面はローラーを使用して、十分な厚みの塗膜を形成するためにしっかりと塗り進めました。
上塗りにはこちらも弊社でよく使用している「1液ファインウレタンU100」です。
施工後
施工後の様子です。
最後に清掃を行い、やり残したことが無いか確認し、異常がなければ現場を後にします。
担当者のコメント
この度は、リペインターズにご依頼いただき誠にありがとうございました。
トタン屋根の一番の敵は錆びです。そのため、定期的な屋根塗装が必要です。
屋根塗装を怠ると、錆びが一気に広がり、トタン板の腐食につながる可能性がありますので、注意が必要です。おおよそ10年に一度の再塗装が必要と考えましょう。
京都の屋根塗装、外壁塗装など塗装工事はリペインターズにお任せください!
★この現場の詳しい施工の様子は下記をご覧ください。