京都市中京区からの塗装依頼(吹き付け編)
2025/01/14
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
今回は日頃,
弊社が行っている外壁塗装ではなく珍しい内容の塗装です。
依頼主である施主さまは老舗の料亭を営んでおられ歴史あるお店の店舗外観から含め店内の
設備や道具にこだわりを持っておられます。既製品の店舗設備の色には無いご要望を求められています。
今回、換気扇とおしぼり機を標準仕様の配色では普通過ぎて面白味に欠けるので趣きあるように
吹き付け塗装してくださいとお願いされました。
施行となる対象物
現状はどちらも既製品の白色外観です、施主さまのご要望色は茶色ですので塗装をして行きます。
吹き付けによる作業ですので施主さまより一旦預かり弊社倉庫にて塗装して完成後納品となります。
下地処理と養生
そのまま塗ってしまっては表面がツルツルで余分な油分も残っているので塗料を弾きやすく耐久性が落ちますのでしっかりと施工面に塗料が食い付き乗るようにサンドペーパーで目荒らしして行きます。
終わりましたら塗料がついていけない個所にマスキングをして行きます。
換気扇は分解外してあるのでマスキング必要ないのですが、おしぼり機の方は扉を開けて実際におしぼりを収納する部分は
熱も発生するので塗料が付かないようテープで防いでいきます。
また最終形は二色のツートンカラーで塗装するのを考慮してマスキングしました。
塗装
滑らかな塗り肌を実現するため刷毛塗りでは無くカップガンによる吹き付け塗装をして行きます。
事前に作り置きしていた塗料をカップガンの中に入れて吹き付けて行きます。
均一な厚みを意識して吹き付けて行き、乾いては塗る繰り返し作業を数回行います。
同様に換気扇も進めて行きました。
完全に塗料を定着させる為に3日間ほど置いて乾燥さします。
乾燥期間を充分に置いた後、おしぼり機のツートンカラー部分を塗装作業に入ります。
その部分だけのマスキングテープを外しカップガンで塗料を吹き付け複層に塗り重ねます。
後日マスキングテープを外し完成しました。
施行後の様子
依頼された施主さまに配達して、依頼された内容は終わりました。
既製品には無い、特別カラーのおしぼり機と換気扇が出来上がり、満足されているようです。
補修用の塗料も残しておきました。
リペインターズより
今回の塗装工事は通常の外壁塗装とは違い、引き取り、打ち合わせ(色決め)納品
と段階を踏まえてますので施工の規模と比べて報酬面のご負担が大きくなります。
既製品では満足しない施主さまからのご依頼でした。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。