京都市山科区の外壁塗装・屋根塗装はリペインターズへ

京都市山科区周辺におけるリペインターズの施工実績をご紹介します

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塗装日誌

京都市左京区にて外構、外塀の塗装〈中古戸建住宅の塗装工事〉

2023/04/07

こんにちはリペインターズの広報担当です。

先日より行っている京都市左京区の塗装工事の様子をご紹介しております。

前回までの施工の様子▽


フルリノベーション工事において外構工事の一環でポストを内封した門柱の塗装工事を行います。

 

外構部分の塗装

下地処理

まずは、塗装前の下地処理から始めていきたいと思います。
塗装以外でもそうですが、下準備と言うのは重要で下準備をしっかりと行っているのと、下準備を怠った場合とでは仕上がりに雲泥の差が生じます。

ここは外壁塗装の場合と同じように下地処理を徹底して行います。

外壁塗装工事を行う際に塗装業者から渡された見積書を見渡すと『下地処理』という記載が目に留まりますね。
これ以外にも『下地調整』という言葉が記されている場合もありますがこれらは、まったく同じ意味だと捉えてください。
下地処理のポイントとしましては粉じん、油汚れなどの、表面についた汚れを取り払い水気などを良く拭き取るか又は充分な乾燥期間をおく事です。

塗り立ての時は美しく輝いて見えたのに、完全に乾燥すると色むらが発生してしまっている現場を目にした事があります。
また、さほど完工から年数も経っていないのに部分的に塗膜が剥離してしまったとのご相談を受けたこともございます。
これらは下地処理を完全に行っていないから起きてくる施工不良です。

見た目的には、何も汚れが発生していないように見える施工面でも、油分などの汚れが付着しているかもしれません。
このような下地処理が不完全な素地の上に塗装を行っても、施工不良を起こす割合は多くあります。

今回の施工箇所である門柱はセメントモルタルで形づかれた意匠性の高いデザインとなっております。

表面自体は凹凸なく、なだらかにモルタルをしごいて成型してあり、これから塗装を始めていく上では、何の問題もありません。
このまま塗布しても問題ないのですが、そこは職人根性で後々まで施工面が長持ちして頂きたいので、もうひと手間掛けます。

表面のダマや細かな粒が無いか、確認してそれらをカワスキなどで除去しておきます。
ほとんどの場合それらは左官屋さんが除去していますが、念には念お入れて処理していきます。

新たに起こしたモルタル面ですので、これから乾いて行く際の収縮で亀裂が発生する恐れもありますし、この後の下塗り塗料がしっかり壁面に食い付き密着度を上げるのが重要になります。
従いまして、それに繋がる事はしっかりとやっておきます。

外構の下塗り塗装

今回使用する下塗り塗料はキクスイプライマースーパーWEです。
・下地となる仕上げ材との適応力に優れて、抜群の密着度製を確保できます。
・水性塗料ですので、周辺環境への負荷をかけずに屋内外を問わず使用可能です。
ホルムアルデヒド拡散等級F☆☆☆☆エフフォースター認定で環境性能を有しています。
・塗布する事で下地のヤニやシミ止めに効果があります。

エポキシ変性アクリル塗料であり、水分及び酸素も通さないので腐食予防に努めます。
高い接着性も持ち、アクリル樹脂含有で高い紫外線効果を有して塗膜の劣化を防ぎ保全していきます。

日本工業規格JIS K5663に登録済みの合成樹脂エマルションシーラータイプです。
合成樹脂エマルションシーラーとはシーラーに含まれる水分が塗装後に蒸発する際に樹脂の粒子が結合する事で塗膜を作ります。
シーラーを塗布する事で下地と上塗りの間の接着剤のような役割する訳です。
このシーラー塗装していなければ上塗り塗料が通常の必要量よりも下地面に吸い込んでしまう現象が起こり、望んでいる発色や仕上がりの問題が起こってきます。

施工

それでは下塗り作業を開始していきましょう。
すでに養生作業の方は完璧に行っておきました。

門柱付近の床面はノンスリップマーカーで覆い、私も含めて他の場所で作業している職人が通行しても滑って転ばないように安全に配慮しております。
門柱には表札、ポスト、ドアホンが取り付けてあるので、そこはマスカーテープで覆い養生していきます。
この後の工程で吹き付け作業も待っていきますので、隙間から塗料の侵入も考えられますので入念に作業しておきます。

使用する塗料色は白色を使います。
水性塗料ですので指定された水を規定量混ぜ合わせて攪拌します。
準備が出来ましたら、塗料持ち施工を進めていきます。

塗りにくい部分から刷毛で隅や角に塗料を入れます。
塗りにくい箇所の塗布作業が終わりましたら、次はローラーに持ち替えてそれ以外の広い面を塗り進めます。

 

外構の吹き付け塗装

下塗り作業も完全に終わり、次はいよいよ吹き付け塗装工事に入ります。
最近の現場作業ではローラー刷毛による手塗りがほとんどを占めており、今回のように吹き付けで塗装して行くのは珍しくなってきました。
久しぶりの吹き付け作業になりますが、弊社では資格を持った熟練の職人が在籍しておりますので問題無く対応させて頂きます。

この現場で何故吹き付け塗装するかと言うと、門柱が意匠性の高いデザインである為です。
塗装面も意匠性の高さに合わせて塗り肌を形成していく事に決めました。
意匠性高い塗り肌を実現する為に吹き付け塗装による模様を付けていきたいと思います。

使用塗料

使用しますのは複層塗材E着色骨材砂壁状塗料キクスイスキンタイルを使います。
☆特長としましては
・カラーバリエーションが豊富で多彩な仕上がりが期待できます。
・耐アルカリ性、耐水性に優れ一般建築物の内外装に使用できます。
・ホルムアルデヒド拡散等級F☆☆☆☆エフフォースター認定
主成分がアクリル樹脂で生成されており、吹き付け塗装により仕上げの塗り肌形状が石材調、凸凹状、ゆず肌の三種類を選べます。

施工

まずは養生。
養生に関しましては吹き付けて塗装するので、塗料が周囲に飛び散りますのでマスカーテープをカーテンの様に門柱の頭上から吊ってみました
養生テープの中で作業を行うので周囲に舞い散る危険性は低いと考えられます。

次は塗料に規定量の水を加えて希釈していき、攪拌して混ぜ合わせます。
充分に混ぜ合わす事が出来たらリシンガンの中に充填していき、吹き付け塗装の開始です。

リシンガンから塗料を噴出させるエンジン式コンプレッサーのスイッチを入れます。
電気式とエンジン式があり、圧力が一定なエンジン式にの方が使い勝手の良さでは軍配が上がります。
大きな音がするので近隣に気を使いますが、確かな方を使用するのが一番です。

 

まずは、塗装前に吐出量を探るために、施工面とは関係ない場所(今回の場合は現場で拾った石膏ボードの廃材板)に吹き付けて、どのように模様が着くか確認します。
思ったとおりの吐出量で無い場合は、ガンを調整して望んでいるところまで持っていきます。

用意が出来ましたら、最初は塗りにくい入隅部から塗装していきます。
次に平面部に移り塗り進めます。

塗り方のコツとしましては塗材を正面から均一に吹き付けてリシン独特の立体感ある塗膜厚にしていきます。
縦横にムラをきり吹き付けていくのが正解ですね。
しばらく作業の後に吹き付け塗装の方は完成しました。

リシンガンの清掃を行い、辺り一面の片付けも済まします。

 

擁壁の塗装

使用塗料

使用する塗料はエスケー化研の水性ミラクシーラーエコです。

☆特長としましては
・既存の塗膜を選ばず、硬質でも弾性でも水性仕上げ塗料と密着する為、用途を選ばず幅広く適応できます。
・環境性能TVOC(揮発性有機化合物)を1%に抑えた塗料なので安全です。
・1液性ながら架橋性が良いので耐水性、耐アルカリ性が優れています。
・塗布後は下地に浸透して高い密閉度合いを誇ります。
設計段階から防カビ、防藻機能を有するよう開発されていますので下塗り材の段階から衛生的環境を実現します。
・水性ですので溶剤系と比べ、臭気が穏やかで周辺環境に影響を及ぼしません。

水性1液タイプカチオンシーラーの多機能型で、合成樹脂エマルションシーラーに分類されます。
ホルムアルデヒド拡散等級F☆☆☆☆エフフォースター認定でコンクリート、セメントモルタル、スレート材、などのセメント系各種旧塗膜への塗布が適応しております。
下塗色としましては、透明を選択しました。
それでは下塗り塗料を塗装していきましょう。

施工

まずは養生作業から入ります。
もう既に居宅内では施主様がお住まいになっておりますので、外塀二箇所の内、施主様の生活動線の影響を受けない側一箇所から作業を開始していきます。

養生テープを貼り付けて養生が完成しましたら、塗装作業の開始です。
セオリー通りに始めていきます。

刷毛で持って隅や角っこの部分から塗り、終わりましたらローラーに持ち替えて広い面を塗装していきます。
塗り終わりましたら、乾燥時間を取っている間に、もう一方側を進めていきます。
こちら側は玄関付近なので、施主様の出入りがありますので養生は通路面のノンスリップマーカーを敷き詰めます。

朝方に出かける施主様にお声がけした際には昼過ぎまで戻らないと聞いていますので帰宅されるまでに、施工を終わらせなくてはいけません。
充分な時間がまだまだ有りますので焦らずに施工を進め、工程的には先ほどの施工面とまったく同じ作業を反復していきます。

外構塗装の上塗り

施工する吹き付け工法はスタッコ仕上げです。

使用塗料

上塗りに使用する塗料吹き付け塗料はエスケー化研のシポカケンDOです。

☆特長としましては
・お好みに応じて、自由に色目を調整出来ます。
・耐久性に優れ、対候性を発揮します。
汎用性が非常に高く、経済的です。
アクリル樹脂系リシン塗料で内装外装問わずの施工が可能で適用する下地はコンクリート
モルタル、ALCパネル、PC板スレート材、GRC板、押出成形セメントなどの一連の
セメント製品多岐に渡り対応可能です。防火認定塗料でもありまして、もちろん
ホルムアルデヒド拡散等級F☆☆☆☆エフフォースター認定も所得しております。

 

施工

水性塗料ですので、規定量の水を混ぜ合わせて塗料の用意していき、吹き付けに用いるスタッコガンの中に塗料を充填して吹き付け塗装を始めます。
今回も居宅内にお住まいの施主様の生活動線にある玄関先が施工範囲に有りますので、施主様に今日のお出かけは何時頃かお聞きして施工の予定を立てていきます。

施主様と打ち合わせした所、まだ小一時間程はご在宅とのことなので先に玄関先から作業を始めます。
施主様がお出かけになる時に通行される玄関先の床をマスカービニールで歩かれる部分だけ養生させて頂きました。
すでにノンスリップマーカーで養生を済ませておりますが、施工終了直後だと吹き落ちた塗料が、まだ乾いておらず、通行する施主様の靴の裏を汚してしまう可能性もあります。
すぐ剥がせるようにテープでの固定はせずに敷いて置くだけです。
この日は風の吹いていない状態でしたので、助かりました。

 

 

スタッコガンで外塀に吹き付けていきます。
やりにくい入隅部分から吹き付け始め、上下にガンを動かし次に左右に動かし均一に塗膜を作っていきます。
長さ7メートルは有ろうかと言う外塀ですので玄関入口近くから前面道路まで順に吹き付けます。

時々立ち止まり先に吹き付けた部分との量や濃さが均一か確認しながら作業を進めていきます。
確認しながら進めておりますが、問題無く均一に施工出来ていますので、先に用意したマスカーテープのビニールを剥がして施主様の通路を確保し反対側の外塀も同様の手順で吹き付けていきます。

穏やかで無風の日なので、吹き付け塗料が思いの外に飛散する心配は無いのですが、敷地内ガレージに施主様のお車が駐車されていますので、こちらも車用の養生カバーを忘ず掛けておきました。

しばらく作業の後に、吹き付け塗装のすべての工程が終了しました。
辺り一面を清掃して忘れ物や異常が無いか確認して現場を後にしました。
ご協力頂いた施主様、誠にありがとうございました。

担当者のコメント

この度はご用命頂き誠にありがとうございました。

 

京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです。
塗装に関しては経験豊かな職人が在籍しておりますので、お任せください!
山科区以外の地域からのお問合せも大歓迎なので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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