京都市山科区にてタスペーサー設置〈Y様邸外壁塗装・屋根塗装〉
2023/05/27
こんにちはリペインターズの広報担当です。
京都市山科区のY様邸の屋根塗装の様子をご紹介しております。
★前回はこちら
前回は高圧洗浄が終わり、充分に乾燥期間をおきまして次の工程に進みます。
今回はタスペーサーを設置していきます。
タスペーサーの設置
洗浄の後に、タスペーサーを屋根材の隙間に一つ一つ差し込んでいきます。
スレート屋根の塗装において、タスペーサーの設置が重要です。
タスペーサーは、屋根材と屋根材の重なり部分に塗料が入り込まないよう隙間(スペース)を作るために設置されるプラスチック製の器具です。
タスペーサーが正しく設置されていることによって、スレート屋根材同士の隙間がふさがることを防止します。
屋根材同士に隙間があることで、内部に入り込んだ雨水が適切に排出され、屋根材内部の腐食などの劣化のリスクを低減することができます。
タスペーサーを設置するタイミング
今回は、タスペーサーを高圧洗浄の後に設置します。
しかしタスペーサーを下塗りの後で設置する場合もあります。
これは何が違うのかというと、株式会社セイムが販売するタスペーサーには01型と02型というものがあります。
02型の方が先に出た製品で、02型を改良したのが01型です。02型は下塗りを塗った後に設置する必要がありますが、改良した01型は耐溶剤性に優れているので、下塗りの前にも設置することが可能です。
今回は01型を使用しました。
反りが強い屋根材にはタスペーサーを設置しないことも
一連のタスペーサー設置の作業を報告いたしましたが、既存屋根の一部に経年劣化によりスレート材自体に反りが発生していました。
もう少し屋根塗装の塗り替えサイクルを早目にしておけば、反りの発生を免れたと思います。
あまりにも反りがキツイ個所はタスペーサーを設置しても抜け落ちてしまいますので差し込んでいません。
既に十分な隙間が確保できているので、このまま塗装することにしました。
只この反りという現象は屋根材の劣化症状からきているので耐久性は落ちています。
このような現象を回避する意味でも屋根メンテナンスは早目のサイクルでの実施をお薦めします。
本日はこの辺りで失礼します。
最後までお付き合いありがとうございました。
▼この現場の施工実績はこちら
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