京都市東山区にて戸建て賃貸物件の板金外壁の錆止め
2022/06/30
こんにちは!
リペインターズの高橋です。
さて、昨日の現場の続きで京都市東山区の戸建て賃貸物件の外壁塗装を行っていきます。
鈑金の外壁
今回の物件は、鈑金を使用した外壁となっております。
縦に溝の入った鈑金の板を貼ってあるので雨水が溝に沿って流れ落ち、素材自体に吸収することも無いので劣化しにくい優秀な外壁です。
しかし、どんな建材もメンテナンスフリーで永久に使えるはずはありません。
この外壁も色褪せがひどく、お世辞にもキレイとは言い難い状態になってしまっています。
今日は塗装の前の錆止めを行います。
錆止め
鉄部塗装には欠かせない作業の1つに『錆止め』があります。
どんなにキレイに塗料を塗っても、下地に錆止めを塗布していないと錆びは塗膜の内側で広がっていきどんどん脆くなっていくのです。
安全面でも非常に危険なので、錆止めはムラや塗り残しが無いよう気をつけながら塗っていきます。
養生
錆止めを塗る前に、周囲を汚さないよう養生していきます。
養生用のビニールを道路に敷き、ご近所の方のご迷惑にならないように配慮します。
また、床下換気口と窓も塗料がかからないようにしっかり養生していきます。
とにかく暑いので、適宜休憩を取ながら熱中症にならないように気を付けておりますが、日中の日差しの下は特に高温なので、作業も素早くなります。
急いでいても丁寧に!
どんな過酷な状況でもリペインターズは丁寧で美しい仕事をお約束いたします。
軒裏塗装
はしごをかけて軒裏を塗っていきます。
直接雨が当たらない部分ではあるものの、木材がむき出しになっている状態では良くありません。
余計な湿気を吸収しないよう、軒裏を塗装で保護します。
平屋なら足場を建てずに脚立で作業します。
とはいえ、高所の作業なので気を付けながら、丁寧に。
錆止め塗布
今回はえんじ色の錆止め塗料を塗っていきます。
錆止め塗料はなんとなく赤系や茶色系の色が主流っぽく感じられませんか?
これは昔、錆止め塗料の原料の中に鉛の成分を含んでおり、それらが赤っぽい色合いだったため錆止めは赤系という印象が強くなっていったのです。
鉛は人体に悪影響を及ぼすとのことで、現在は国内のどこのメーカーも鉛は使用していませんが、昔の名残から赤や茶色系の錆止め塗料が多く使用されているのです。
勿論、現在は様々な色が開発されていますので、上塗りに影響しない色をチョイスする塗装職人も多いです。
今回は、施主様のご希望で上塗りも赤系の色なので、錆止めは昔ながらのえんじ色を使用しました。
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本日は錆止め塗装で作業終了です。
明日も張り切って塗装します!
京都市近郊での外壁塗装、鉄部塗装、錆止め塗装はリペインターズにお任せください!