京都市山科区の外壁塗装・屋根塗装はリペインターズへ

京都市山科区周辺におけるリペインターズの施工実績をご紹介します

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塗装日誌

京都市西京区にて高圧洗浄・鉄部塗装<戸建ての塗り替え>

2023/02/14

こんにちは、リペインターズの広報担当です。
京都市西京区にて外壁と屋根の塗装工事のご依頼を頂きました。
工事の様子をご紹介します。

ご依頼のきっかけ

施工場所となる場所は築年数約40年になる戸建て住宅で、郊外のニュータウン形式の街並みが広がる整備された道路の角地に建つお住まいです。
建物構造は鉄筋コンクリート造の2階建てで連棟形式の住宅となっています。
鉄筋コンクリート造ですが人が歩行出来るような陸屋根ではなく、切妻型の板金が貼り合わせた屋根が施工されています。

経年劣化で色褪せや汚れが気になるとのことで、屋根と外壁を含めた塗り替えをご要望です。

高圧洗浄

高圧洗浄で使用する洗浄機

まずは、塗装工事の第一段階で高圧洗浄機によって屋根から外壁まで洗浄して長年の汚れを落としていきたいと思います。

弊社がよく使用する高圧洗浄機は【ワグナー社防音型高圧洗浄機】です。

閑静な住宅街で威力を発揮する、防音タイプ型の高圧洗浄機です。
静かな環境での作業は音が響き渡るのをなるべく避けたいので、防音タイプの洗浄機には必須です。

現場に到着した段階では、朝方より大工さんがベランダのポリカーボネート板の波板を外していました。
ベランダの支柱が鉄製である為、塗装工事する時にポリカ板を外しておかないと塗装出来ないので外されていたのです。

その作業が終わってから洗浄作業ですので、一旦待機状態でした。
波板取り外しは小一時間程で終わり、いよいよ洗浄作業に入ります。

屋根の洗浄

高圧洗浄機のエンジンを掛け、振動であらぬ方向に動かない事を確認しましたら、洗浄機の噴射口に高圧仕様のトルネードを取り付けて屋根に昇ります。
棟部分から圧を掛け水洗いしていきます。

冬場の乾いた空気の中、洗浄機から噴出される水の板金に当たる独特の音が辺り一面に木霊します。
棟から軒先へと洗浄作業を続けてしばらく後に板金屋根の洗浄作業は終わりました。
つぎにポリカ板を外したベランダの支柱の鉄部を洗浄していきます。
ここも塗装作業に入りますので支柱の隅々まで、汚れやサビが浮いて来ていますのでしっかりと落としていきます。

軒天裏・ケラバの洗浄

終わりましたら、次はケラバ横の軒天裏を洗浄していきます。
年月が経っていますが、軒天裏の塗装の状態は良い方ですね。
塗膜の浮きや剥がれも目立って悪い所は見受けられませんでした。

反対にケラバは雨風や太陽光の影響で経年劣化が進んでいます。
表面は塗膜の切れを起こし、このままでは劣化が進んで痛みがはげしくなるのでこの機会に塗装工事に入れて良かったと思います。
しっかり洗浄して後の塗装により保全を図ります。

外壁の洗浄

次は外壁を洗浄作業して行きます。
部分的に塗膜の切れを起こし下地が少し露出しています。
塗膜の切れが高圧洗浄でより広がらない様に注意を払いながら洗浄作業を進めていきます。

屋根から壁へと上から下へと洗浄して行くのが高圧洗浄のセオリーであります。
玄関上の下屋も汚れが蓄積している部分ですので、しっかり高圧洗浄で洗い、
塗料がしっかり食いつき乗るように整えておきます。

順序よく洗浄作業を進め、外構のレンガ塀まで辿り着きました。
ここは笠木が板金で覆って有るのでその部分だけ塗装ですが、長年の汚れが蓄積していますし、目立つ外塀ですので、洗浄作業の一環で綺麗に洗っておきます。

業務用の高圧洗浄についてさらに詳しくは下記をご覧ください。

鉄部手すり塗装

午前中で区切り良く洗浄作業は終わりましたので、お昼休みの後の午後から次の作業に取り掛かります。
窓周りの手すりが鉄で出来ていますので、この部分に下塗りのサビ止めを塗っていきたいと思います。

今日は天気がいいので、高圧洗浄作業で塗れた外壁や付帯部分もある程度乾いてきています。
窓の手すりも同様でさび止め塗料を塗るのにもってこいの状態になりました。

塗装前の手すりは経年劣化による塗膜剥がれで赤くサビが浮き上がっています。
このままの状態では浮き上がっている赤さびが、干したお布団や洗濯物に付着しますので、生活しやすくなるように塗装をして改善してまいります。

【下準備】

まず一番先にやらなくてはいけないのが、ケレン作業ですね。
サンドペーパーやマジックロン等を使い、隅々までケレンしていきます。

これを目荒らしと言い、表面を傷つけるように研磨して塗料の食いつきを良くします。
この作業を怠りますと、塗りつけた塗装が剥げやすくなりますのでしっかりと施工します。

主だったところはマジックロンを当てて作業していき、細かな手すりを溶接してある個所はサンドペーパーで隅や奥を目荒らししていきます。
しばらく作業の後に下塗りが可能なレベルまでケレン作業は終了しました。

【使用塗料】

弊社で鉄部塗装の際によく使う日本ペイント1液性ハイポンデクロです。
数々の施工現場で多用して来ました下塗りサビ止め塗料です。

1液タイプですが、硬化剤を塗布前に混ぜ合わせる2液タイプと同じ防錆力を誇るエポキシ樹脂変性塗料です。
エポキシ樹脂とは接着剤にも使われるプラスチック素材の事で密着性が優れていますので赤サビ発生の原因となる水分や塩分の透過性を抑制します。

もともとの手すりの色が黒色でしたので、それに倣いまして同じ黒さび色を選択されました。

今日は風が少なく幸いです。
風が強いと塗装作業の際に刷毛に取った塗料が風によって細かな糸くずのように飛んでいきますので、周囲に飛散しないよう細心の注意が必要になります。

天候や風は自然任せですので、こちらが合わせるしかありません。
今回は好条件の中、刷毛とローラーを使い分けてサビ止めを塗っていきます。

この工程をキッチリと行わないと、次の工程の上塗塗料の塗膜剥がれを早期で起こす可能性があるので隅々まで塗り残しの無きよう進めます。

数時間後に目標としているところまで塗り進める事が出来ました。
充分な乾燥時間を設けるので明日は作業はやりません。
本日はこの辺りで失礼します。最後までご閲覧ありがとうございました。

▼こちらの施工実績は下記をご覧ください。

京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです。
塗装に関しては経験豊かな職人が在籍しておりますので、お任せください!
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