大阪府枚方市 屋根塗装〈店舗〉
2023/01/09
こんにちはリペインターズの広報担当です。
大阪府枚方市にある店舗の塗装工事の様子をご紹介しております。
前回は外壁塗装の様子をご紹介しました。
今回は店舗のドーム状の金属屋根を塗装していきます。
店舗の屋根塗装
この建物の屋根は通常の三角屋根では無く、丸みが有るオーバル形状のドーム型屋根です。
屋根の内部はロフト構造になっておりカフェを経営されている施主さまが店舗の一部として利用されています。
もともとは屋根裏なのを、空間を持て余す事無くロフトにされているので、屋根裏本来の空気層や断熱材の有効性が活かされにくいです。
そのため、夏場はロフト部分の温度がかなり上昇するらしいです。
店舗のエアコンをフル稼働して何とか抑えている状態でしたので、今回の塗装工事で使用する塗料に遮熱塗装を選択されました。
弊社がお薦めさせていただいたアステックペイント社の塗料を用いております。
▷参考記事:屋根の遮熱方法とは?屋根の遮熱リフォームを徹底解説
塗装作業
それでは施工を始めていきます。
作業に関しては硬化剤を混ぜ塗料の準備が出来ましたら、塗布して行きます。
二度塗りのうち1回目の塗装が終わりましたら、メーカー規定の乾燥時間を取り再度2回目の塗料を塗り重ねて、最終養生の乾燥時間を取って完成です。
外壁塗装や屋根塗装は、基本三度塗りと言われていますが、各メーカーの指定する塗り回数と乾燥時間を厳守することが大切です。それを守らないと、せっかく塗装をしたのにすぐに剥がれてしまったり、塗料本来の性能を十分に発揮することができず、施工不良の原因となります。
また、外壁や屋根の吸い込みや劣化症状など、状態に応じて職人が判断し十分な塗膜が形成され仕上がりが美しくなるように、状況に応じて塗り回数を増やすこともあります。
使用する塗料
使用する塗料はアステックペイントの弱溶剤形二液金属屋根外壁用遮熱シリコン系上塗り材【シャネツトップワンSi-JY】です。
このシャネツトップワンSi-JYは「遮熱性、対候性」などの上塗材に求められる機能と「防錆力、付着性」などの下塗り材に求められる機能を一つの塗料で発揮する優れもの塗料です。
塗料に求められる6役の性能を担う金属屋根用のオールインワン塗料です。
1, 対候性
塗装後の塗膜を劣化させる促進対候性キセノンランプ試験において期待耐用年数が13年~16維持し検査後も光沢保持率は80%以上を保持しています。
2.遮熱性
太陽光の波長のうち温度上昇の原因となる波長780~2500nmの近赤外線をシャネツトップンSi-JYの使用により近赤外線を効果的に反射する塗膜を形成。
高い日射反射率で屋根外壁の蓄熱を最小限に抑えるのです。
3.防錆力
弱溶剤形錆止め下塗り材と同等の防錆力を1液の塗料で発揮します。
4.作業性
塗布後の仕上がりが平滑になるように粘度の流動特性を調節。そのため凸凹がある下地において塗りムラや透けの心配が無く美しい仕上がり感を得られます。
5,付着性
4種類の下地(鉄、ガリバリウム鋼板、ステンレスフッ素鋼板)に塗布する付着性試験の結果、各下地への付着性は良好であることが確認されました。
6,工期の短縮
一般的な塗装工事は下塗り1回+上塗り2回の計3回工程が必要ですがシャネツトップワンSi-JYは錆止め兼用の上塗材であるため、上塗り二回の塗装で工事を完結できるので工期の短縮に繋がり人工代が節約出来ます。
この塗料を用いて屋根を塗装すれば完成後のロフト部分の室内温度は劇的に低滅します。
塗るのと塗らないとではアステックペイント社が夏場に表面温度検査をしましたら17.5度の温度差を生じました。これでエアコンの効きが全く違います!
▷参考記事:シリコン塗料とは?塗装業者が選ぶおすすめシリコン塗料ランキングをご紹介【2023年版】
まとめ
作業に区切りの良いところで本日の作業は終了です。
今回の現場のように、機能性塗料を使うことで外壁や屋根に遮熱・断熱・防カビ性などの効果を付与することができます。塗料によって様々な性能のものがありますので家のお悩みに応じてお選びいただくのもよいでしょう。
最後までご閲覧ありがとうございました。
京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです。
塗装に関しては経験豊かな職人が在籍しておりますので、お任せください!
山科区以外の地域からのお問合せも大歓迎なので、どうぞお気軽にお問い合わせください。