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塗装日誌

大阪府枚方市にてベランダの外壁塗装〈O様邸外壁塗装・屋根塗装〉

2023/05/03

こんにちはリペインターズの広報担当です。
大阪府枚方市のO様邸の外壁塗装の様子をご紹介しております。
大部分の塗装作業は終了しました。

アクセントカラーになおっているベランダ部分の外壁を塗装していきます。

ベランダ部分の塗装

この部分もサイディング繋ぎ目にコーキング処理がされていますが、こちらも既に高耐久タイプのコーキング材に打ち換えてあり準備は整っています。
既存ベランダ外壁の色目はネイビー色が使用されているので、同じネイビー色を使用し塗り替えとなります。
塗り替えに関して、こちらの部分も過去ブログでお伝え同様に難付着サイディングであると予想できるので、
通常の塗料を使用しますと、後に剥離する恐れがあるので、対策した塗料で塗り進めていきます。
それでは塗料の密着度を上げる為に、下塗り塗料を開始していきます。

使用塗料

下塗り塗料はアステックペイント社の【プレミアムSSシーラープライマー】です。

プレミアムSSシーラープライマーは近年増えて来たフッ素、光触媒、無機系などの表面処理を施した難付着塗膜サイディングの外壁塗り替えを可能にした密着性に優れた2液混合型水性下塗り塗料です。

密着性が高い塗料を使う理由

フッ素、無機、光触媒塗料を使った塗膜は難付着系塗膜と言われ、塗り替え工事の際に一般的な下塗り塗料の付着が甘く、塗料の選択を誤ると完成後に早期の剥離現象を起こします。
その付着しにくい原因に難付着系塗料の主成分や結合材が原因しています。
難付着系の塗膜には、そうでない塗膜と比べて無機質な結合材が多く含まれているのです。
これらの主成分にはセラミックやガラス質など多岐に渡り、塗膜表面を綿密に形成する事により対候性を上げています。

しかし、その反面、塗り替え工事の際に塗料が付着しにくい問題を起こし始めました。

新築時に施工された外壁材に工場出荷時に表面処理されているのが難付着サイディングで有り、今回施工の建物に使われています。外壁材は三種類、場所によって異なるのが使われていまして、大壁と玄関廻りが模様の違う難付着サイディングが使われています。

その部分は透明の専用塗料を使い施工は済んでいます。
今回のベランダ部分の外壁サイディングは色目と模様も違い、ひょっとしたら難付着サイディングに各当しないかもしれませんが、用心の為、今回の難付着サイディング対策下塗り塗料選定を決定しました。

施工

それでは下塗り塗料の塗装を開始していきます。
養生も既にバッチリやって置きましたので、思う存分に施工に当たれます。
まずは刷毛で持って細かなやりにくく手の入りにくい部分から先に塗装していきます。
この作業を塗装屋言葉でダメ込みと言います。

終了しましたら今度はローラーに持ち替えて塗料の説明書に規定されているとおりの平米辺り使用量を守り塗布して行きます。
隅々まで塗り進めましたら、下塗り塗料の塗装作業は終了です。
乾燥時間を充分に取ってから後に上塗り塗装に移行します。

上塗り塗装

使用塗料

上塗り塗装に使用するのはアステックペイント社【リファイン1000MF-IR】です。

特長

水性2液混合型塗料のフッ素系上塗り塗料です。
先に大屋根に施工したリファイン500MF-IRの外壁版塗料で、フッ素樹脂含有により期待出来る耐候年数は20年以上を誇り最長は場所や日射時間にもよりますがメーカー資料で24年を記録しています。
遮熱性効果も保持しており同時に低汚染性機能も有しております。

☆超低汚染性

緻密性の確保、一般的な塗料は塗膜の密度が綿密でありませんので汚れが付着しやすいです。
しかしリファインシリーズの超低汚染性機能は無機質成分の配合により、強固で綿密な塗膜を形成出来ます。
それにより細かな粒子状の汚れ成分が突き刺さりにくいので美観を長期間維持出来ます。

☆親水性

効果の高い親水性効果により塗膜と汚れの間に雨水が入り込むので流れ落ちる時に一緒に汚れも洗い流してくれます。

☆防カビ、防藻性

上記二つの汚れ防止効果によりカビと藻の繁殖を押さえます。
カビの発生は汎用塗料と比べ発生が抑えられる効果が実験で確認されており藻の発生も含めアステック社での抵抗性試験で確認されています。
それだけでは無く、日本工業規格JIS2911)に合格しています。

☆高対候性

塗膜の劣化進行の原因となる紫外線の影響を受けにくくする高対候型白色顔料の配合によりラジカル因子の発生を抑制します。
また含有されますフッ素樹脂は完全交互結合型を採用していますのでラジカル制御同様に高い対候性を維持します。

☆遮熱性

汎用性の高い一般的な塗料に含まれているカーボンブラックとは違いリファインシリーズは特殊遮断無機塗料を使っている事で高度な遮熱性が実現できました。
また、この遮熱性は経年のも耐候し、先に挙げた高対候性のおかげで遮熱性効果を長期に渡り保持していきます。

☆塗布できる対象

これは、ほとんどの外壁に対応でき、モルタル、コンクリート、ALC、波型スレートのセメント系外壁と金属サイディングにも塗布出来て、今回のような窯業系サイディングにも、もちろん塗装可能です。

☆色展開

アステック社の塗料見本帳で標準色だけでも68色対応しており、おおかたの外壁材には対応できるのでは無いでしょうか?

以上が今回使用する塗料の詳細になります。

この後、実際に塗装作業に移りました。
手順は下塗りと同様の作業の繰り返しで、異なるのは上塗りを二回に分けて施工することで厚みの有るしっかりとした塗膜を確保しました。
作業後に乾燥させ終わりましたらすべての外壁面の塗装が終了です。
付帯部が残っていますので次回はそちらに移っていきます。
最後までお付き合いありがとうございました。
それではこれで失礼します。


大阪府枚方市にてベランダの外壁塗装〈O様邸外壁塗装・屋根塗装〉

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