京都市左京区にてスレート屋根塗装工事
2023/03/24
京都市左京区にてスレート屋根塗装工事 工事の概要
現場住所 | 京都市左京区 |
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施工内容 | 屋根塗装工事 |
施工箇所詳細 | 屋根全体 |
屋根使用塗料・塗料色(下塗り) | サーモテックシーラー |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | アステックリファイン500MF-IR |
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ
こちらは、昨年この近くの施工現場で外壁塗装工事をやらせて頂いた際に一緒の現場に入っていた板金屋さんからご紹介をいただきました。
築年数も20年以上経過しているとのことで、屋根の汚れも外から確認できている状態とのことでした。
現地調査をさせて頂いたところ、屋根材には苔やカビの繁殖が見られ、新築当初にスレート屋根に施された塗装が剥がれてしまっています。
雨漏りが起こるような問題はなく、屋根材の耐久性もしっかりしていましたので、屋根の塗装メンテナンスにて施工させて頂く運びとなりました。
施工の様子
こちらは施工前の様子です。
スレート屋根は既存の塗装が機能しておらず、防水性を失ってしまっています。
スポンジのような状態の屋根材が雨水を吸収することで苔やカビの繁殖が発生しています。
幸いにも下地までの劣化は見受けられませんので、汚れを取り除いて塗装にて再び防水性を蘇らせます。
近隣挨拶
メッシュシートで廻りを覆い、高圧洗浄の飛沫や塗料が飛ばないよう細心の注意を払って施工を行いますが、塗料の臭いなども出るため、事前に近隣の方へとご挨拶に伺います。
高圧洗浄
弊社で最も稼働率が高いワグナー社高圧洗浄機にて洗浄を行います。
水圧がありながら防音タイプなのでご近所様に配慮した洗浄が行えます。
画像からも分かる通りに、洗浄した箇所がみるみる白くなっていっています。
これだけ屋根は経年による汚れが蓄積しているのです。
防水性を失った屋根は汚れが蓄積するだけでなく苔やカビの繁殖を促し、建材の寿命を縮めていきます。
雨漏りしてしまう前に屋根を遠くから見るなどされて点検され、汚れが気になるようでしたら早めに塗装をご検討ください。
高圧洗浄の後にタスペーサーを挿入します。
タスペーサーを挿入して屋根材に隙間を作ることで入り込んだ雨水を排水するスぺースを確保します。
これを縁切りといいますが、縁切りをしないと雨漏りの原因にもなってしまいます。
屋根塗装下塗り
下塗りは遮熱効果を考えてアステックの【サーモテックシーラー】を使用。
太陽光の中の紫外線を反射して遮熱し、屋根下の室内温度を抑えてくれます。
屋根塗装・上塗り
中塗りと上塗りに使用する塗料はアステックペイントの【リファイン500MF-IR】。
ガラスのような無機成分の含有により、強密度の塗膜を形づくることで汚れが付着しにくいため、長期にわたって美しさを保ってくれる弊社一押しの塗料です。
完工
これにて完工しました。
施工前と比べると驚きの美しさに仕上がっています!
屋根が綺麗になることで意匠性も向上し、気分も晴れやかになりますよね。
勿論、見た目だけでなく脆弱した屋根には再び塗装による表面のコーティング(塗膜)が形成されておりますので、雨水や紫外線から守ってくれます。
施工担当者より
この度はリペインターズにご依頼いただき誠にありがとうございました。
屋根の塗装は外壁よりも劣化しやすく、塗装が劣化して防水機能を失うと屋根材が水分を含んでひび割れやコケやカビが発生します。
特にスレート屋根は、表面に凹凸があり、また基材がセメントのため塗装が剥がれてくると水を吸収しやすく、苔やカビの生えやすい屋根材です。
苔やカビが生えるとさらに屋根材の劣化が進むため、屋根にコケやカビがある場合には早めに塗り替えをご検討ください。
▼こちらの工事の各工程の詳細は下記をご覧ください。