京都市南区にてライン引き着工・アスファルト修理〈ガレージライン引き〉
2022/10/31
こんにちは、リペインターズの広報担当です。
今日は、京都市南区の月極め貸しガレージをお持ちの家主様からのご依頼で、ガレージ内の区画線の引き直し工事を行っていきます。
駐車場のライン引き工事
数か月前から弊社にご相談が有り、施工や金額の面で調整していました。
施工の内容としましては、所有されている貸しガレージが経年劣化で駐車車両の区画線が消えかかってあいまいになってしまっているので、きれいに引き直すというものです。
また、何処に駐車したかを示す駐車番号も区画線同様に薄れて読みにくくなっています。
それと、既存のアスファルトが部分的に窪み陥没が生じています。
施工前の状態
駐車場の造りは、屋根有りと屋根無しに半分に分かれています。
両方と区画線を、引き直すアスファルトの下地は荒れて来ており、部分的にコンクリート下地もあります。
施主様(家主様)のご希望は消えかかって来ている区画線、番号の復活と、陥没しているアスファルト不陸部の凹みの埋め戻しです。
打合せ
今回、施主様は他業者にも相談、相見積もりを取っておられましたが、他社様は車両を全部移動させるのが条件と見積り金額が、どうも折り合いがつかなかった様です。
そのため家主様ご希望の施工金額に合わせるべく工事の方は職人と事務職の広報担当である私が職人を手伝い施工する事に決まりました。
駐車されている全ての車両を移動させず、移動を促しながら部分的に区画線ラインを引いていく作業になります。
下地の状態チェック
朝に現場に到達しましたら施工場所の確認です。
年月の経過と共に駐車場のアスファルトも風雪や紫外線に晒されて、剥がれや厚みが少ない個所があります。
また、埃が隅の方は堆積して、雑草が沢山生えてきております。
二箇所ほどがアスファルト下地では無く、台数では4台駐車分がモルタルかコンクリートの下地でした。
アスファルトの凹みの陥没場所は目立っているのが2箇所で、屋根無し駐車場の方に集中しておりました。
屋根がないだけあって、劣化が進むのが早いのでしょうね。
特に駐車車両が集中する駐車場の入り口がアスファルトの不陸部分が多く、駐車場全体と比べて路面が凸凹していました。
今回は施主様から、目立った部分だけの復旧を依頼されているので、この部分には目をつむります。
全ての部分を修繕するとアスファルト舗装自体を引き直しになり、大掛かりな工事になり工事費用も高額になるので、それは施主様も望んでおられません。
施工中
清掃・テープ貼り
それでは掃除から始めていきます。
区画線ラインを引いていく個所を重点的に清掃していきます。
しかし埃が多く、なかなか進みません、ライン引きには専用塗料を塗布していくので塗料の乗りに影響しますので、掃除が大事です。
邪魔な雑草も取り除き、ある程度進めていきます。
塗布面となるライン引きの辺りはアスファルトが肉瘦せしていたり、路面が裂けていて悪条件でしたが、なんとか整える事が出来ました。
既存の区画線ラインは何度か引き直ししており、古い区画線と混在しておりますので現在使用されているであろうライン線を基本として復活させます。
既存のライン線より太めの15センチが施主様の希望なのでポイントを決めて路面に印となるテープを貼り付けていきます。
次回は墨出しに移行していきます。
墨出しとは
墨出しって言っても大工さんが使用する墨汁が入った墨つぼを使うのではありません。
チョークラインと言う工具を使って墨出しを行います。
このチョークライン、墨つぼと同じ構造の工具で違いはチョークの粉を使うので墨出しした後もラインを消せる事が出来ます。
なので仕上げ材にも打つ事が出来て、後でウエス等で拭けば簡単に消えます。
使い方はチョークラインから出ている糸の先端を引っ張って伸ばしていき、ポイントの印となるテープに合わして糸をピンと張って糸を摘まみ、弾くとチョークラインに付いているチョークの粉が路面に付着する訳です。
墨出し作業
前回でポイントごとに貼り付けたテープからテープへチョークラインを使い区画線ラインの線を描いていきます。
墨出しにはチョークラインの糸の先端と根本を持つ人間が二人は必要です。
大体、ポイントからポイントまで5,6メートル間隔で糸を弾いてチョークラインを引いていきます。
路面が荒れていて凹みがある場所は線が付きにくいので短い距離で線を引くかもしくは、数回に分けて同じ線上で糸を弾いてチョークを付着させます。
引き終わりましたら、引いた線に沿って養生テープを張り付けて行き区画線ラインの塗料を塗って行く作業に備えます。
前もって路面を清掃しておいたので、養生テープも剥がれず張り付けていけます。
濡れていたり、埃が溜まっていると、直ぐテープが剝がれてきます。
塗装におけいては、塗布するまでの工程が最も重要であります。
アスファルト補修
また、同時にアスファルト舗装の路面の肉痩せで凹みや陥没している個所も埋めて平坦にしていきます。
凹み陥没の目立った個所の2箇所を施主様から復旧をお願いされています。
陥没した場所が2箇所ある内の1箇所が駐車場の区画線ラインの中に掛かっており、新たなライン線を描く際に障害になります。
それに伴い、陥没場所の埋める作業を先に行います。
先ずは埋め戻しする個所を清掃して埃や劣化して剝がれてきているアスファルトを除去していきます。
清掃が終わりましたら陥没場所を埋め戻しするアスファルトが食いつき良くなる為に専用のプライマーを散布します。
終わりましたら今回の使用材料【スマートパッチ】高耐久段差修正材、これを使います!
特別な専用道具を使う事無く、簡単にアスファルトの補修ができる製品です。
まず袋の封を切り、中身を陥没場所に流していき盛り上がるぐらいに流し込みます。
そして、1袋につき約ペットボトル二本分の水を流し込んだスマートパッチに降り注ぎます。
水をかけたら、その上に人間が乗っかって体重をかけて踏みしめながら平坦にしていきます。
速乾性があるので、直ぐに硬化し始めてしばらくしたら、充分に固まっていました。
同じ作業を、もう一か所の陥没個所にも施していきます。
1時間程経ってから硬化度合いを確認しましたが、十分に車の通行が可能な状態でした。
一晩経てば完璧に硬化しているでしょう。
本日はここら辺で・・失礼します。
京都市山科区を拠点に主に外壁・屋根などの塗装工事を施工しているリペインターズです。
細かい工事や、今回の様な駐車場のライン引きの塗装も喜んで対応させていただいておりますので、お気軽にご相談ください。