京都市山科区の外壁塗装・屋根塗装はリペインターズへ

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塗装日誌

京都市北区にて門扉ケレン・下塗り・上塗り〈H様邸門扉塗装〉

2023/03/24

こんにちはリペインターズの広報担当です。
今日は京都市北区の現場まで行ってきました。

今回ご依頼は戸建て住宅の門扉の塗装です。
ご依頼された施主さまのお住まいは築年数50年を超える木造の建物です。
石でできた外塀が建物周囲をぐるっと囲み、玄関先に通じる入口には鉄製の門扉が取り付けられています。

門扉塗装前の状態

鉄製の門扉は定期的に門扉を塗装しなければ、錆びてしまいます。
現状は所どころに浮き上がって来たサビを錆止め、塗って押さえてあります。
部分的ではありますがサビによる腐食の為、穴が空いている部分もあります。
塗装すれば充分に使っていけますので、早速作業に取り掛かります。

施工中

ケレン作業

まずは、カワスキ、マジックロン、サンドペーパーを使い分けて、既存の塗膜が浮いて剥がれかかっている所はカワスキで剥いでいきます。
次にマジックロンで下地を目荒らしして、素地調整を進め、サンドペーパーで手の届かない細かな隅や隙間の古い塗膜やサビを除去していきます。

門扉鉄部の表面をケレン作業によって整える事によって塗料の食いつきを良くする他、サビを除去するので新しい塗膜の中で再びサビが広がるのを抑えます。
しばらく作業の後に、門扉の全体の素地調整ケレン作業は完成しました。

アルミテープ巻き

錆びて穴があいてしまった部分ですが、このままにしておきますと穴から雨水が侵入して、内部に溜まり、より腐食を進行させてしまいます。
腐食防止のためには、穴を塞がなくていけません。
そこでアルミテープの出番です!

アルミテープなら素材自体がサビませんし、柔らかく貼り付けるのに適しています。
そしてテープ自体に糊(のり)が付いていますので、ガムテープ同様に、巻き付けて行って施工していきます。

門扉には郵便受けのポストが一体化しており、そこの錆が一番深刻でした。
ポストの下半分が良くない状況なので、アルミテープをしっかり貼り付けていきます。
雨水の流れを想定し、ポスト下部から貼り付けていきます。

下側から巻き付けて、アルミテープを上に重ねて巻き付けていく事により水の侵入を防ぐ訳ですね!
アルミテープ貼り付けは終了し、次の作業で下塗り塗装を行います。
アルミテープにも充分、塗料は乗りますし素材がアルミですので、塗布後は経年劣化に耐えて門扉やポストが長持ちすると期待しています。

以上、ケレン作業、アルミテープ巻きを完了しました。

下塗り

鉄製の門扉塗装の目的は、塗装によるサビの進行を抑えることとご案内しました。。
下塗り塗装は、塗料が門扉にしっかりと食いついて塗膜を形成するために大事な前段階であります。
この下塗り塗装を怠ると、仕上がった時は綺麗ですが下地への食い付きが悪く、塗装の持ちも悪くなります。
結果、数年で剥がれや浮きの原因にもなります。
それでは、下塗り塗装を開始して行きましょう。

利用する塗料

下塗り塗装に使う塗料は【日本ペイント1液性塗料ハイポンデクロU100】です。

2液性タイプのエポキシ樹脂変性塗料と同じ防錆力を1液タイプで実現し、乾燥も早いので施工性に富んだ、さび止め塗料です。
鉄製の門扉ですので金属ですから、下塗り塗装は適した塗料を使用しなければいけません。

特長
・塗料用シンナーで希釈(薄める)する可溶タイプですので手離れが良く使いやすいです。
・硬化剤が不要な1液タイプですので2液性塗料のように現場で混ぜ合わせる心配が無いので施工性が良好で、塗料のムダが起こりません。
・幅広い下地に適応性が有り、亜鉛メッキやアルミ、ステンレスにも塗布できます。
(今回は門扉ポストをアルミテープ補修しました)
・さび止め塗料の性能としては1液性塗料ですが、2液性エポキシ変性塗料と変わりないです。
・環境配慮型塗料でして、鉛成分を配合しない塗料です。ホルムアルデヒドF☆☆☆☆
エフフォースター認定品を取得しております。

色の種類としましてはホワイト、赤さび色、黒さび色、グレー、クリームの5色展開です。
施工時は塗料用シンナーを5~10パーセントの割合で入れて適切な希釈にします。
上記の施工方法を怠ると、塗りむらや施工不良を起こすので要注意です。
メーカーが提示している用法を守り施工しています。

今回塗布する色は黒さび色を選択しました。
もともとの門扉の色が黒色なので既存色のままの塗り替えですので、そのままの色目を選びました。
この後の上塗り塗装も同色の黒さび色ですので、相性がよいかと思います。
塗布作業にあたっては刷毛とローラーを使い分けて、しっかりとした厚みの塗膜を形成していきます。

この下塗り塗装の施工をキチンとしておかないと、塗料の乗りが悪く施工後の数年で剥がれが生じてくることがありますので重要な工程です。

十分な乾燥時間をとり、完全に乾いているのを確かめましたら次の工程に移行します。

上塗り

前日までに作業した下塗り塗装は完全に乾いております。
今日はその上に上塗り塗装し、門扉の塗装は終了となります。
最後の作業となりますので、気を引き締めて掛かっていきますね。

使用塗料

上塗り塗装に使用する塗料は【日本ペイントのファインウレタンU100】です。
これはリペインターズの数々の現場で使用している汎用性の高い、ファインウレタン系の塗料です。
塗料の材質や種類は数ありますが、やみくもに塗料の種類を増やしてもいけませんし、職人たちが使い勝手が良いと言う意見もあって、ファインウレタン系を好んで使用しています。

ファインウレタンは「ウレタン」と名前がつくだけあって柔らかく伸縮性に優れた塗料です。
鉄部というのは季節や朝夕の寒暖の差によって伸び縮みしますので塗布後、乾いた後に硬くなる素材の塗膜だとこの伸び縮みに対応出来ず塗膜表面に割れが発生しやすいのです。
ここの現場は山あいに近く、京都市内でも朝方の気温が下がる地域ですので、冬場はおそらく外気の温度がかなり下がると思います。
しかしウレタン系は柔軟性に優れおりますので、門扉の状態に合わせて塗膜が伸び縮みしてくれるのです。

製品の特徴

・鉛成分や人の体に悪影響を与えるホルムアルヒドなどが無配合です。人体にも環境にもやさしい塗料です。
・セラミックの親水性により、雨水が塗布面の汚れを一緒に洗い流してくれるので雨だれ発生を防止します。
・塗布後の塗膜繊維の密度が高く硬い為、高度の耐久性があります。
・2液の耐久性を1液タイプで実現しましたので、現場での混ぜ合わせの心配がありませんので、使いやすく施工性に優れています。
・下塗りを開始した後に、塗面に気泡が発生しにくいので塗料の手離れが良いです。乾燥も早く冬場の施工に適しており、広範な範囲に対応が出来ます。
・塗料用シンナーで薄めるタイプですので、既存下地を選ばず施工出来ます。

施工方法

地面の塗料落ちを防止する為ノンスリップマスカーテープで養生して塗り進めていきます。
塗り終わりましたら一旦乾燥後、もう一度上から二度塗りし終了とします。
最後に養生を取り払って、辺り一面を清掃します。
清掃後に塗料の乾きを確認したら、すべての作業は終了です。

忘れ物や異常が無いか確かめてから現場を後にします。
本日の施工ブログはこれにて失礼します。
最後までお付き合いありがとうございました。

京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです。
塗装に関しては経験豊かな職人が在籍しておりますので、お任せください!
山科区以外の地域からのお問合せも大歓迎なので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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