京都市山科区にて屋根塗装タスペーサー・上塗り〈一戸建ての屋根塗装〉
2022/07/15
こんにちは、リペインターズの広報担当です。
山科区にて行っている屋根塗装の様子を引き続きご紹介いたします。
前回は屋根の下塗りまで進みました。
前回の様子は下記をご覧下さい。
シーラー(下塗り)の乾燥時間
さて前回行った下塗りが乾燥するまでに一定の時間がかかります。
メーカー指定の施工間隔は、下塗りのシーラーなら4時間以上7日以内、最短はやはり一日はあけて最長で7日以内、この期間を過ぎるとシーラーが硬くなり過ぎて逆に上塗り塗料との接着が悪くなります。
この乾燥時間を守らずに進めてしまうと塗料の付きが悪くなって施工不良にもつながるので、施工間隔を守って進めて行きますね。
タスペーサーの設置
下塗りが塗り終わりましたら、タスペーサーをカラーベストの重なり合う個所に差し込んで行きます。
カラーベストの左右の継ぎ目から侵入した雨水が排出できるように、カラーベストは屋根材同士にあらかじめ隙間が設けられています。
この隙間を塗料で塞いでしまうと、水がカラーベストの重なり面から排出されず中で滞留して雨漏りの原因になってしまいます。
タスペーサーをカラーベストに差し込む事でカラーベストの重なり面の水はけを良くし、雨漏りの防止にもなるのです。
カラーベストの塗装に欠かせない「縁切り」作業
こうした屋根材の隙間を塗料が埋めてしまうことを防止する作業を「縁切り」と呼びます。
昔はカッターで切り込みを入れて塗膜を切って水が滞留しないようにしていました。
切っても、ちゃんと奥まで入っているとは限らず、また時間も掛かるのでタスペーサーが登場して以降はタスペーサーが主流となりました。
中塗り・上塗り作業
さてシーラー塗布が乾燥しましたら、中塗りと上塗りの段階に進みます。
上塗り塗料に使用する塗料はアステックペイントの「超低汚染リファイン500si-lr」です。
対応素材としましてはセメント瓦、モニエル瓦、アスファルトシングル、各金属屋根、カラー鋼板、ガルバリウム、ステンレス、アルミ等となっています。
排気ガスやPM2.5の増加により建物美観を長く保持する機能が求められ開発された塗料です。
ホルムアルデヒド放散等級は最高ランクの[F☆☆☆☆]シックハウス症候群の発散レベルが最も低い製品であります。
このように環境問題に拘って塗装材料を選定しております。
遮熱塗料について
屋根の方ですがバッチリ塗料(超低汚染リファイン500si-lr)を二度塗りしまして、朝の陽光の中で黒く輝いております。
この屋根に塗った塗料について昨日のブログではご紹介できませんでしたが、遮熱性もたいへん優れておりまして、特殊遮熱無機顔料の使用におり太陽光の近赤外線を効果的に跳ね返す塗膜を形成するのです。
一般的な遮熱塗料よりも性能の違いは顕著でありましてロジカルな数字を検証しますと
塗布前で外気温33.3度で屋根の上52.4度
塗布後が外気温38.7度で屋根の上34.9度
とのデータが出されています。
これは屋根の上に温度計を置いて計測しており、塗布前の外気温の方が5.2度低いのに塗布後の屋根温度が17.5度も低い!
(データはアステックペイントジャパン福岡第一工場実験より抜粋)
このお家は2階建てですが2階のエアコンの効き具合が施工後は違いますよ!
また、超低汚染性とうたわれておりますように汚れが付きにくい効果も期待できます。
一般の遮熱塗料は経年とともに付着した汚れが徐々に遮熱効果が低下していくのに対し、汚れが付きにくいという事は遮熱効果が長く持続しやすいのです。
塗装材料の写真です。
下塗り材、上塗り材ともに2液性になっておりまして性能の良い塗料材料は2液性になっております。
アステックは、もとはオーストラリアの会社でしたが現在日本法人が設立しているので。当店としても取引はやりやすくなっております。
今日も私のブログにおつき合いありがとう御座います。
京都市近辺で屋根塗装工事含めて外壁塗装工事もお考えの際は私たちリペインターズにお任せください。
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それでは!