京都市下京区 I様邸外壁塗装③(タスペーサー設置)
2022/10/22
こんにちはリペインターズの広報担当です。
京都市下京区のI様邸の外壁・屋根塗装工事の様子をご紹介しております。
下塗り塗料が塗り終わりましたので、タスペーサーを設置していきます。
タスペーサーの必要性
スレート屋根を塗装した時に、スレート屋根材同士の重なり部分の隙間を塗料が覆ってしまい、上の素材と下の素材がピッタリとくっついてしまいます。
そうなってしまうと、雨水の逃げ場が無くなり雨漏りの原因になる可能性があります。
この現象を【毛細膜現象】と言います。
例えば水を貼ったバケツにタオルの端を水に付けておくと、時間が経つにつれて水に振れていない部分も濡れてきます。
同様の現象が、隙間のない屋根材の間でも起きてしまい、雨水が屋根材の中に滞留します。
これを回避するために、塗膜に隙間を空ける作業を『縁切り』といいます。
以前の「縁切り」は、塗料が覆っている部分に皮スキ、カッターなどを使って、塗料をバリバリと剥がしていくのが従来のやり方でした。
今はタスペーサーという道具を使って縁切りをする方法が主流です。
現在では、タスペーサーを使わずに従来の方法で縁切りをする業者はもう殆どいません!
縁切りの作業が丸々一日以上を要するのでとても非効率的です。
今回のタスペーサーは1件につき285個設置します。
屋根塗装工事は2件分預かっていますので570個以上用意しました。
塗装した屋根全体を隈なく設置しました。
次回は中塗り塗装に移行します。
本日はここら辺で・・失礼します。
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