京都市山科区 S様邸外壁塗装工事と屋根塗装工事 ⑤(コーキング編3)
2022/11/19
こんにちはリペインターズの広報担当です。
京都市山科区のS様邸の外壁、屋根塗装の様子をご紹介しております。
前回に引き続き、バックアップ材の繋ぎ目の作業です。
コーキングを注入する目地にバックアップ材を注入する作業は目地のひび割れを起こす三面接着を避けるだけで無く、材料の節約にも繋がりますので工事代金にも反映してくる場合もあるのです。
バックアップ材も、太さや形も色々有りまして、角型や丸形、幅8ミリから20ミリまで多岐に渡り目地幅に合わせて選択し、隙間を埋めていきます。
たとえば、目地の奥深い場合は糊付きテープ仕様もあって、施工面ごとに使い分けます。
発砲性のあるポリエチレンなので、クッション性と復元性がありますので狭い目地の中に押し込む時にも詰めやすく、膨らむのでズレにくく、しっかり安定してくれます。
耐水性のある素材ですので、朽ちにくく雨水や結露等の影響を受けず充填したコーキング材をしっかり支え続けていきます。
埋設には爪で押し込まず、必ず指の腹を使って詰めていきます。
仕上げには竹のヘラを使って、バックアップ材を傷つける事がない様に均一に押し込みます。
バックアップ材の埋設が完了しましたら、次はマスキングテープで新しいコーキング材がはみ出さない養生します。
養生作業が終わりましたら、コーキング材がしっかりと目地に食いつくようにプライマーを充填個所に均一に塗っていきます。
プライマーとはコーキング材を充填する目地部分との接着を向上させる材料です。
塗布したプライマーが完全に乾いたのを確認しましたら、次はいよいよコーキング材の充填が始まります。
30年の対候性のある【オートンイクシード】を用意しましてコーキング用のガンの中に注意深く、空気が入らない様に吸い上げていきます。
充填作業を行う時は、目地幅に合わしたノズルを選定して作業を進めます。
作業は縦目地でしたら上から下に向かって、目地内部に空洞が発生しない様に多めに載せることが重要です。
目地が交差する部分は重なり合わない様に交点を避けてコーキング材を充填していきます。
コーキング材の充填が進んで来ましたら、ヘラを使って、充填面がフラットになるように均一に慣らしていきます。
内部が、スカスカにならない様に、同様の作業を繰り返して押さえ込みます。
塗布が完了しましたら、マスキングテープを順次に剝がしていきます。
その後、十分に乾燥させましたら、完成です。
剥がしたマスキングテープをゴミ袋に詰めて、コーキングで使った道具の洗浄を行い、辺り一面を清掃します。
部分的に少し残りましたが、それは明日に作業を行いまして、コーキング作業の全てを終了とします。
長々となりましたが、施工ブログ、コーキング編に最後までお付き合いありがとうございました。
次回は下塗り塗装編をお届けしたいと思います。
本日は、これで失礼させていただきます。
京都市山科区を中心に外壁塗装工事、屋根塗装工事を承っているリペインターズです!
塗装に関しては門柱、フェンス等の細かな塗装も対応しております。
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